「つくる会」って、どんだけ~!?

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マイミクの非戦さんに教えてもらいました。
非戦さん→もぐらさん→どろ
信じられない「つくる会」関連の馬鹿ニュースです。

軍強制記述復活なら損賠訴訟検討 沖縄戦集団自決でつくる会
2007.11.13 19:57

沖縄戦の集団自決をめぐる教科書検定で、教科書会社が日本軍の命令・強制を訂正申請したことについて、「新しい歴史教科書をつくる会」(藤岡信勝会長)は13日、日本軍の命令・強制を明示した記述復活を文科省が認めた場合には、損害賠償訴訟を検討していることを明らかにした。

つくる会は同日、文科省に、
(1) 沖縄県民大会を受けた方針転換は「不当な政治介入」ではないか
(2) 検定意見に誤りがあればその内容を明示してほしい
(3) 訂正申請に対して教科書検定審議会を開く理由
──など5点の回答を求めた。

「(1)沖縄県民大会を受けた方針転換は「不当な政治介入」ではないか」
だって? ちゃんちゃらおかしいとはこのことです。「沖縄集団自決冤罪訴訟を支援する会」は、自分たちの裁判についてなんと言っているのか。

教科書検定 『集団自決に軍関与を削除』
2007年3月30日(金)
http://osjes.jugem.jp/?month=200703

平成19年3月30日は第8回口頭弁論でしたが、ちょうどこの日、教科書検定により、沖縄戦での集団自決が軍の命令によって、あるいは軍の関与によって起こったという記述が教科書から削除される事が分かりました。
大変よきことであると思います。
すばらしいことで、これでこの裁判を起こした目的の半分は達成されました。

「これでこの裁判を起こした目的の半分は達成されました」。政治介入のための裁判であることを、はっきりと自白しているではないですか。

自分たちが裁判という、いわば「裏口」から政治介入した手口は、「大変よきこと」。沖縄県民が、主権者として世論を糾合して、正面から正々堂々と検定撤回を要求した民主主義的方法は、「不当な政治介入」。価値観がまったくひっくり返っています。さすがです。侵略戦争を「アジア解放の戦いだったと」する大日本帝国の立派な亡霊です。

ところで。みなさんは梅澤さんが裁判を起こしてから初めて『沖縄ノート』を読んだと知って驚いておられますが、なんのなんの、あの原告側はそんな生やさしいものではありません。

紹介している「支援する会」のサイトで「原告準備書面(6)の要旨」(http://osjes.jugem.jp/?month=200701)を読んでください。原告側代理人の弁護士がこんな主張をしています。

原告準備書面(6)は、続いて被告である大江健三郎氏の「沖縄ノート」の記述が、赤松隊長と梅澤隊長に対する過剰かつ執拗な人格非難を浴びせる究極の人身攻撃であることを論証しています。「沖縄ノート」は、渡嘉敷島、座間味島にあった軍隊の責任者である赤松・梅澤隊長が《部隊は、これから米軍を迎えうち、長期戦に入る。したがって住民は、部隊の行動を妨げないために、また食糧を部隊に提供するため、いさぎよく自決せよ》という誠に無慈悲な命令を下しながら、自らは生き延びて、一般市民に埋没して生活し、いまだ沖縄に向けたなんらのあがないもしていないとの非難を浴びせています。

みなさんはよくご存じです。『沖縄ノート』にこんな記述はありません。なんと代理人弁護士でさえ、ろくに中身を読みもしないで準備書面を作っていたことがわかります。

いやいや、まだこればかりではありません。今年5月25日の「原告準備書面(8)の要旨」(http://osjes.jugem.jp/?month=200705)でも、こう書いています。

正に「沖縄ノート」は、赤松大尉・原告梅澤少佐が、《無慈悲直接隊長命令》を出した張本人であり、世紀の悪人であるとの誤った事実を断定していることで成り立ち得るのですが、被告らは、この《無慈悲直接隊長命令》を出した張本人であるとの立証には逃げてばかりいるのです。

なんとなんと、今年に至ってもなお、このような主張を堂々としています。「そんなこと書いていない」という事実に基づく主張に対して、「逃げてばかりいるのです」って……これをなんと評せばよいのでしょう。わたしはあまり他人を見下す表現は好きではないのですが、う~ん、こればっかりはねえ。

バカ
というのが、一番ふさわしい表現じゃないのかなあ。

それとね、これは小ネタなんですけど。昨年3月24日の「原告準備書面(2)要旨」(http://osjes.jugem.jp/?month=200603)には、こんな箇所があります。

2. 座間味島の守備隊長だった梅澤元少佐は、集団自決はなかったと明言しています。

えぇぇぇぇっ!!!!「梅澤元少佐は、集団自決はなかったと明言」してるんですかあっ? これは明らかに「梅澤元少佐は、軍命令はなかったと明言」の間違いですよね。1年半以上も、間違いをほったらかし。たくさんいるはずの軍命令否定派の誰一人、それを指摘もしない。これは彼らがいかに粗雑に文章を書き、かつ読んでいるかの証左です。

ずいぶん前から気付いているけど、わざわざ知らせてあげるほど、私も親切じゃないし(^^)
なんでこんなのと正面からケンカしないといけないんだろ。
ほんとにバカバカしい(プンコラ)