日の目を見なかった昭和の高利貸し規制法の話
法律が不備なばかりに、サラ金の高利に泣いてきた人は数知れない。法の不備をよいことに、うまく利用してボロもうけをたくらんだのがサラ金や商工ローン経営者であり、とんでもない高利を課して、客を自殺や一家離散に追いやってきた。 そういった連中にうまく取り...
2017年5月3日憲法記念日に永眠された泥憲和さん。300万字を超える「行動する思想」のアーカイブです。
法律が不備なばかりに、サラ金の高利に泣いてきた人は数知れない。法の不備をよいことに、うまく利用してボロもうけをたくらんだのがサラ金や商工ローン経営者であり、とんでもない高利を課して、客を自殺や一家離散に追いやってきた。 そういった連中にうまく取り...
後ろに貼り付けている湯浅誠さんの文章に共感して、涙しそうだった。 自分の仕事は、多重債務者の法的権利を守ること。 経済的に失敗した人にはいろんな背景や事情がある。本人の自堕落や不始末が原因であることもある。取り立てさえ止まれば、こっちのこと...
この日記、はじめは難しいけど、途中からやさしい解説になります。 1月12日、「武富士・日栄債権取立対策会議」が、発足しました。メンバーはこれまで数々のサラ金・商工ローンの悪徳と闘ってきた弁護士、司法書士です。 商工ローンのロプロ(旧日栄)と...
ダイヤモンドZai誌は貸金業規制法の緩和(カネ貸しの応援)に積極的だ。 作家・橘玲×増原義剛対談 貸金業改正は失敗だった! ポピュリズムに毒された政治の敗北 何をバカバカしいことを。サラ金や商工ローンは、貸金業法の改正だけが原因で破...
カネ貸しの本分 日経ビジネス(蛯谷敏) 2012/11/26 2000年代後半に担当していた消費者金融業界で、ある金融業者の社長から聞いた言葉です。お金を貸す際、信販会社は何も考えずに融資の与信枠を与えてしまう。銀行は不動産を担保に取るが...
私の業界には、商売に失敗して何千万円もの借金を作ってしまった話がたくさん飛び込んでくる。商売だから、成功と失敗はつきものだ。日本で一番頭のいい人たちが集まって経営している一部上場企業だって失敗するのだから、能力の問題というよりは、ある程度は運の善し悪し...
「自民党政権公約詳細版」はデタラメ極まるシロモノだと、読みもしないうちから私は決めつけている。自分のテリトリーである多重債務問題をチョロっと眺めただけで、そう思った。時間の無駄だと思うので全体を通して読むことをしていないが、きっと印象は間違っていないと...
かわいそうな人がいる。 もう10年も前のことだが、失業などの事情が重なって借金をつくり、うっかり雑誌広告の金融会社(表向きは優しいけど、実際は暴利のヤミ金ばっかりですよ!)に手を出したものだから、ヤミ金をたらい回しされて、どうしようもなくなった。ヤミ金に...
みなさまにお願い 末尾に添付した報道のとおり、日本に再びサラ金地獄をもたらす「貸金業法改悪」の動きがあからさまになってきました。 多くの民主党議員は、「貸金業法改悪」の意味を深く考えておらず、中にはワーキングチームが民主党の中にあることを知...
東北の被災地の状況がよく分からないが、阪神大震災のときは地場の街金、ヤミ金が跳梁跋扈した。 自衛隊が撤収すれば、解体工事や建築工事で忙しくなるだろう、復興予算が土木工事にふんだんつけられるだろうという見通しは、誰にでもできた。これに乗っかれば貸し...