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朝鮮総連機関紙も「発射成功」記事、ネットに30分
読売新聞 – 04月05日03:07
*http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=799057&media_id=20
朝鮮総連も政府=自衛隊も何やってんだか。
自衛隊が誤報を流した原因はシステムのせいみたいに報道されていますが、システムのせいというより、より根本的には自衛隊が「期待バイアス」に侵されていたからでしょう。
朝鮮総連も同じですね。
自衛隊は「発射してくれれば我々の出番」と期待しています。
朝鮮総連は「発射してくれれば祖国の栄誉」と期待しています。
その期待が情報を歪ませてしまうのです。
誤情報に振り回された最悪の先例として「台湾沖航空戦」がよく語られますが、これも期待バイアスで情報がひずんだのでした。
Wikipedia「台湾沖港空戦」
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%B2%96%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%88%A6
台湾沖航空戦で、でたらめな撃沈情報が訂正されずに真実として発表されてしまった理由として、米軍に一撃をくらわせたい、喰らわせねばならぬという期待のもと、前線は未確認でも「撃沈できたかわからない」とは言えず、後方も「撃沈したとは限らない」とは言えなかったのが理由だと指摘されています。
今回も同様でしょう。
いち早く確認して通報し、自衛隊のMD(ミサイル・ディフェンス)情報能力の高さを喧伝したいとの期待のもと、監視部隊はレーダーの影が「ミサイルかどうか不明」と言えず、防衛省の担当者も「ミサイルとは限らない」とは言えなかったのではないでしょうか。
システムが最新式でも、それを運営するのは結局は人間です。政治が舞い上がっても軍が冷静さをうしなってはいけません。
旧軍の悪弊を自衛隊が克服できているのか、ちょっと心配になりました。