銀行がサラ金の上をいく!

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=770712559&owner_id=12631570

驚くような話がありました。

みなさんは「ロプロ」という会社をご存じでしょうか。旧社名は「日栄」。あの「腎臓売れ、目ん玉売れ」と言って取り立てていた悪徳高利貸し会社です。そのロプロが回収に失敗した不良債権を、なんと銀行が買いあげて取り立てているというのです。

わたしの常識・あなたの常識 由利弁護士の部屋
http://www.marimo.or.jp/~yuri/noney/080405.html
ロプロが銀行に債権譲渡!
銀行は、利息制限法の元本充当計算をせず、そのまま請求?
銀行のサラ金化の表面化!

債権回収はヤクザのしのぎのひとつです。不良債権を買うのは、取り立てに自信があるからでしょう。悪徳高利貸しでさえ回収できなかった不良債権なんて、ホントのクズ債権。それを銀行が買うなんて……どんな自信なのか、怖いものがあります。

で、この銀行がどんな銀行なのか調べて見ました。「日本振興銀行」といいます。2004年に出来たばかりの銀行だそうです。てことは、あの「なんでもあり」の小泉改革でつくられた銀行ですね。

設立者は木村剛と平将明。木村剛といえば、竹中平蔵氏のブレーンの一人で、金融庁顧問だった人です。平将明は衆議院議員で、小泉チルドレンの一人です。申請してからなんとたった8カ月で設立できたという、インスタントな銀行。あ~やっぱりなあ。

で、どんな営業をしているのか調べて見ると、年利15~18%だそうです! サラ金の金利と一緒じゃないですか。借りる時に8%もの保証料が天引されるのも日栄なんかと同じ。

*http://www.shinkobank.co.jp/finance/supportloan.html

てか、電話一本で借りられるとか、来店不要とか、赤字経営でも貸しますとかのうたい文句はまさしくサラ金そのもの。開業間もない飲食店になんか、サラ金でも貸さないような所にまで貸しますなんて、大丈夫なんだろうか。

*http://www.shinkobank.co.jp/finance/list.html

そりゃあ信用調査を甘くすれば、数字の上で貸出実績だけは作れるけど、問題は回収。ロプロの不良債権を買っているのも、じつは帳面状の貸出実績をつくるためという目的もあるんじゃないんだろうか。怪しい雰囲気がぷんぷん。

普通預金はやってないし、全銀システムにも加盟していないし、なんでこれが銀行なの? 内部の情実融資とか変な噂もあるようだし、いずれ得体の知れない連中にしゃぶり尽くされて、赤字と粉飾決算が表面化して、潰れるような気がします(*編集注)。

人気の良かった小泉改革ですが、これから時間がたてば、ますます化けの皮が剥がれていくと思いますねえ。

*編集注:日本振興銀行株式会社は2010年、経営破綻して民事再生法を申請。2012年、法人解散し清算会社。2017年5月、清算が結了し法人格が消滅。