「外国人労働者の権利を守れ」が資本主義の論理

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低賃金、セクハラも…外国人技能実習の問題点
読売新聞 3月17日 11:05
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資本主義の社会に生きてるんだから、資本主義の論理に従おうぜ。
資本主義の論理とは、こうだ。

「外国人労働者の権利を守れ」

どうしてか。

はっきりいうが、中国人がどうなろうが知ったことではない。私は私さえ都合良ければ、それでよい。だから、彼らが安く汚い労働に甘んじることで、日本人の労働条件まで引き下げられることになるのは、それは我慢ならない。わたしはわたしだけが都合良ければそれでよいのだ。中国人の権利を守れというのは、日本人にとばっちりが及ばないため、つまり自分のためである。

会社も私と同じだ。自分さえもうかればいいので、中国人は虐待するが日本人は優遇するなんて、そんな不合理なことはしない。いずれ、同じようにひどい労働条件で働かせるに決まっている。それは私にとって都合が悪い。

中国人が苦しもうがどうでもいいが、わたしが働くにあたり、無法なことをしてほしくはないから、コンプライアンスを無視するブラック企業は市場から消えていただくのがよい。法と権利を守る能力のない会社はさっさとつぶれろ。簡単な話だ。違法会社がつぶれることになれば、つぶれたくない会社は、ちゃんと法と権利をまもるために工夫するだろう。

もう一度いう。中国人などどうでもいい。それは消費者も同じだろう。消費者はよい製品を望んでいるのであって、誰がどんな働き方をしようが知ったことではない。

しかし誰であれ、きれいな仕事場でまともな賃金をもらい、やりがいを感じて働けば、よいものをつくる。消費者はよいものなら、買う。すると製品が売れて会社がもうかり、わたしがいい目をする。わかりやすい話だ。

待遇をよくするという当たり前のことをして、それでコストがかさんでもうからないというなら、それは社長が無能か、もしくはその商売が市場向きでないのだ。消え失せろ。それが資本主義だ。

必要なものなら、適正価格で売れる。コストを切り詰めた不衛生な安物より、コストをかけてつくった衛生的なよい製品を、誰でも選ぶ。簡単な計算だ。

繰り返す。中国人なんぞ直接的にはどうでもよい。わたしはわたしのために、彼らの権利を擁護する。

法と権利を守る能力のない会社はさっさとつぶれろ。わたしに都合のよい会社だけ生き残れば、それでいいのだ。

以上、おわり