北朝鮮の脅威 7 (制裁2)
「救う会」と仲良しの「東京財団」がつくった 「朝鮮半島情勢の中長期展望と日本に関する研究プロジェクト」 が2005年2月14日に出した緊急提言を紹介する。 総合タイトル 単独制裁で独裁者金正日に正しいメッセージを送れ 提言1.制裁で北...
2017年5月3日憲法記念日に永眠された泥憲和さん。300万字を超える「行動する思想」のアーカイブです。
「救う会」と仲良しの「東京財団」がつくった 「朝鮮半島情勢の中長期展望と日本に関する研究プロジェクト」 が2005年2月14日に出した緊急提言を紹介する。 総合タイトル 単独制裁で独裁者金正日に正しいメッセージを送れ 提言1.制裁で北...
ミサイル問題を契機に日本政府は経済制裁に踏み切った。 だが成果がない。 それは制裁前からわかっていたことだ。 まともに考える能力があれば、一国制裁などという手法はとらなかっただろう。 バカバカしい政策が真顔で推進されるのは、右派政治家や右派...
さて、「核」の話に移る。 核兵器は脅威だ。ノドンもテポドンも性能の悪いロケットだ。とはいうものの、日本に届かせようと考えて開発製造しているのは間違いない。これが脅威でないはずがない。 しかし、今はまだ心配しなくてよい。核弾頭を載せられる信頼...
今日はテポドンによる核攻撃の話を書こうとしたが、ミサイルを使った原発攻撃の話をしていないことを思い出した。 弾道ミサイルで原子炉を破壊されれば、核攻撃を受けたと同じぐらいの被害が発生する。しかし結論から述べれば、この想定はまったくの絵空事である。...
北朝鮮ミサイルの能力とはどの程度のものなのだろう。 日本に届く能力があるとされているものはノドンとテポドンだ。まずノドンについて見てみる。 ノドンはスカッドの改良型である。 射程を延ばすために弾頭は約770kgしかなく、保有数は最大で200発...
まずこの日記のスタンスについて。 ここでは軍事的なものの見方、考え方をする。 軍事的な世界観では、大切なのは「能力」である。外交分析には相手の意図・意思の分析が欠かせないが、ここではそういう分析はしないし、できない。自分にはそんな分析能力も情報...
来る9月29日、沖縄で「教科書書き換えに抗議する県民集会」が開かれます。 教科書の書き換えというのは、「沖縄の住民多数が軍の命令で集団自決した」という内容から「軍の命令」という部分がなくされる問題です。これは文科省の検定意見によるもので、来期の教...
今年1月、読売新聞は北朝鮮の侵略が開始されるかのような特集記事を連載した。 <記事転載> 読売新聞 2007年1月19日 * 陸自いつ出動 武器使用は 国内で複数テロ発生 ≪20XX年X月X日深夜、山口県西部の広範囲の地域が停電...
昨日は「ソ連脅威論」の悪質さを戦略面から見た。今日は戦力の側面から「ソ連脅威論」のありえなさを見てみよう。 ソ連の脅威が過剰宣伝だったとなぜ言えるのか。 (この日記を読んでいる人には軍事や兵器について詳しくない人がたくさんいるので、できるだ...
■違法な海峡封鎖 さて日米軍事当局はどのようにソ連の北海道侵攻を予想していたのか。太平洋はアメリカの庭だ。何人であれ、許しなく航行することをアメリカは拒否する。それが超大国アメリカのメンツである。 しかし世界のどこであれ、公海上を軍艦が通行するのは...