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「自衛隊を活かす会」第2回シンポジウムの発言から
柳澤協二さん
私が一番怒りを感じたのは、「自衛隊は今までより危険な任務に就くことになるだろう」という質問に対して、総理が、「いやこれはもう、憲法の仕分けの話をしているのであって、実際の自衛隊の行動については安全確保義務があって」というようなことを言ったことです。
いま問われているのは、自分はどういう理由で国のために命を掛けて働いてくるのだからということを、自衛隊員が自分の家族に向かって説明できるのかということです。
それなのに、いやそれは憲法の整理の話であって、実際の任務は違うんだよというようなことを言われても、実際に何をして良いかわからないわけです。
自衛隊員が自信を持つためには、何よりもまず国民の支持が必要であって、同時に、何をするかを念頭においた徹底した訓練が必要です。
ところが、政治が何をさせたいかが分からないと、どうそれを説明し、どう訓練して良いかが分からない。当然国民も自衛隊に何をしてほしいかが分からない。そういう状態のままで議論が進んでいるところに、今の政治の一番の問題点があると思っております。
まだアップされていないが、酒井啓子さんの「最近のイラク情勢と戦後のイラク国家建設の失敗」も衝撃的な中身だった。
<自衛隊を生かす会シンポジウム 書き起こし報告>
http://kenpou-jieitai.jp/symposium_20140726.html