専業主婦の借金……38%の夫は知らない

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奥さん!
あなたの借金は夫が支払うべきだという法律があるのを知ってますか?

民法761条です。

「夫婦の一方が日常の家事に関して第三者と法律行為をしたときは、他の一方は、これによつて生じた債務について、連帯してその責に任ずる」

法律行為とは、裁判沙汰のことじゃありません。
買い物も法律行為にあたるんです。

「これ下さい。」
「あいよ。国産マツタケ2万円だよ。」
「じゃ、カードでお願いね。」
「よしきた。」

これは契約という法律行為です。契約はなにも契約書を交わさなくても成立するんです。あなたが支払えなくなると、夫に請求が行く場合があるんですよ、奥さん。

「経済的なことは夫婦でも他人」と決めてかかっちゃいけないんですよ。
「連帯保証契約をしていないから知らない」と言って逃げられない場合もあるんですよ。

割賦販売法(クレジットの買い物)では、クレジットについては貸しすぎ防止策をとっていません。日常品程度の購入については、夫の収入は自己申告でよいし、限度額30万円以下のカードは無審査でつくることができます。これを法律では「日常家事債務」と言います。

そして日常家事債務は、最初に書いたとおり、夫婦の共同責任なんです。
気をつけようね!

……て、借金こさえるような人はこういうの読まないか。

専業主婦の借金……38%の夫は知らない
ITmediaビジネスオンライン 土肥義則,Business Media誠
2009年11月25日 12時40分 公開

消費者金融などでお金を借りている専業主婦(主夫)で、借金を夫に隠している人はどのくらいいるのだろうか。日本貸金業協会の調査によると、38.0%の主婦が「夫は自分の借金について知らない」と回答していることが分かった。
総量規制が導入されれば専業主婦が消費者金融などでお金を借りる際、借入限度額は夫と合わせた収入の3分の1までとなる。またお金を借りる場合には夫の同意、夫婦関係証明書類、夫の収入証明が必要になるが、これらの書類を提出できるという人はどのくらいいるのだろうか。「書類を提出することは可能である」という人は36.2%だったものの、「書類提出の可否に関わらず、そもそも面倒だしそこまでするなら借り入れをやめる」(29.6%)と「提出は困難である」(18.0%)を合わせると、47.6%の人が書類の提出に否定的な考えを示した。
「提出は困難である」と答えた人に、その理由を聞いたところ「夫に書類提出を相談する(借金を打ち明ける)ことにより、夫婦関係が気まずくなる恐れがあるから」が最も多く52.2%。次いで「夫が現在のあなたの借り入れに反対しているから(反対しそうだから)」(21.1%)、「あなた自身が夫の個人情報(住民票や収入証明など)を提出するのに抵抗があるから」(15.6%)という結果に。
一方の貸金業者は専業主婦に対し、どのような対応をとっているのだろうか。総量規制の導入を控える中、すでに16.9%の業者が「取り扱いを停止」していることが分かった。さらに、現状「取り扱っている」「取り扱っていたが、法改正で停止した」業者の割合は54.2%だったが、そのうち総量規制が導入されれば「取り扱う」「取り扱う方向で検討中」と答えたのは15.3%にとどまった。
インターネットまたは郵送による調査で、専業主婦500人と貸金業者59社が回答した。調査期間は8月25日から10月2日まで。