米軍帰還兵の言葉

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アメリカはシーア派にもスンニ派にも武器を渡している。100万人のイラク人が殺され、500万人ものイラク人が住んでいた地を追放され、子どもたちはコレラ菌に犯され医薬品も届かない。戦争の犠牲になるのはいつも子どもたちだ。私たちは“戦争は必要ない”と気付かなければならない。

イラク帰還兵アッシュ・ウールソンさんが姫路で語った言葉です。

「9条世界会議」(幕張メッセ)のプレ・イベントとして、9条ピース・ウオークが続いています。スローガンは「憲法9条を広島から東京、世界へ」

アメリカから平和憲法9条を守ろうと声を上げ、参加した僧侶や帰還兵、ミュージシャン、カナダからの平和運動家、各地の9条の会の方々が歩いています。

2月24日に広島の平和公園をスタートし、5月4日に東京、幕張にゴールする予定です。71日間1200キロ、一人一人の平和への思いを抗議ではなく、歩きながら伝え、世界に響かせようとしています。

その一行が姫路にやってきました。3月11日、市民は沿道で手を振り、列に加わり歩き出し、手柄山まで一緒に上がって慰霊塔で恒久平和を祈りました。

12日の交流会では名物「姫路おでん」や季節のご馳走をいただきながら、楽しく過ごしました。

ベトナム戦争を体験した帰還兵は語りました。

国家のため、正義のためと思い従軍したけれど、ベトナムの青年に自らが銃口を向けた後、残されたのは、彼の造った美しい庭と、侵略者である自分だった。(アレン・ミラー)

彼らは今日も東京に向けて歩き続けています。どこかで見かけたら、激励してあげてください。