歴史の岐路は静かにやってきた 「はだしのゲン」貸し出し禁止要請

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1909806440&owner_id=12631570

「ゲン」貸し出し禁止を要請
*http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2543426

40年前のこと。
1973年、
山口県立図書館の整備課長が、
個人的な考えで、
共産党系出版物約50冊を、
県民に読ませるべきでないと判断し、
役職を利用して、
こっそりと隠した。

これは大きく非難されて、
本はもとに戻され、
課長に行政処分が課された。

それから40年。

2013年、
松江市の教育委員会が、
行政としての見地から
『はだしのゲン』を、
子どもたちに読ませるべきでないと判断し、
正当な職務として、
隠せと学校に要請した。

さて。

国民は大きく非難するだろうか。
本はもとに戻されるだろうか。
形式的に合法だから行政処分が課される見通しはないが、せめて不明を詫びて指示を撤回するだろうか。

40年の時をへだてて、私たちはいま、歴史の岐路に立っている。
そのことを実感しなければ、
民主主義の行く末が危うい。