竹内行夫にバッテンを! 最高裁判事国民審査

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内閣が選んだ最高裁判事が「憲法の番人」としてふさわしいかを国民が審判する「国民審査」。ダメだと思う人にバッテンをつけることで、「やめさせてくれ」と求めることができます。何も書かなければ「信任」とみなされます。

■イラク派兵を進めた責任者が「憲法の番人」に?

去年、麻生さんはイラク派兵違憲判決が出た後に、「竹内行夫」氏を最高裁の裁判官に任命しました。竹内行夫氏は、外務省の「事務次官」、つまり外務省のトップだった人です。彼が外務省のトップに君臨していた時、何があったのか。

  • 政府・外務省はブッシュがイラク戦争を引き起こすや、直ちに無条件支持を表明しました。
  • 自衛隊がイラクに派遣されました。
  • その経費には、外務省予算が使われました。
  • 外務省はイラク戦争に反対したレバノン大使(天木直人さん)を「クビ」にしました。
  • 外務省は高遠さん達3人がイラクで身柄拘束されたとき、「自己責任だ」と切って捨てました。

これらの責任者が、他ならぬ竹内氏なのです。竹内氏は役人として政府の方針に忠実だったというに留まらず、確信をもってこれらの決定を下したように思えます。確信犯的戦争屋、根っからの改憲主義者、それが竹内行夫氏なのです。彼が最高裁判事に任命されたのは、日本外交を急速に右寄りにした竹内氏に対する、論功行賞の意味もあるのだと思います。

■憲法にケンカを売りに来た裁判官

今や米国政府でさえ「間違った開戦」と認めたイラク戦争。自衛隊のイラク派兵については、名古屋高裁が違憲と判断しています。竹内氏は、その違憲判決が出た後に最高裁に送り込まれました。

違憲判決のあとにわざわざイラク派兵の責任者を最高裁の裁判官に送り込んだ、ということは、麻生さんをはじめとする自民党の、「イラク派兵については全く反省しない」「これからも今の憲法を守るつもりもない」という意思の表れに他なりません。「憲法?違憲判決?そんなの関係ねえ」というわけです。

竹内氏は司法試験に合格しておらず、法律家の資格を持っていない人物です。どれほど右寄りの人物でも、法律的素養を訓練されている法律家であれば、自ずから超えられない限界があります。しかし竹内氏にそんな限界はありません。こんな人物が全国の裁判官の人事を左右し、憲法裁判の裁判官を務めるのです。憲法にケンカを売りに来た人物、それが竹内氏なのです。こんな人物を最高裁判事に潜り込ませた自民党麻生内閣のやり口を許せるでしょうか。

■竹内行夫氏に「バッテン」を!

他にも那須弘平氏のようにろくでもない裁判官もいますが、私たちの「平和憲法を守らせる」意思をしっかりと伝えるため、少なくとも竹内氏だけは許せないという意思表示をしませんか。

そのために、今回の国民投票では、「竹内行夫」氏に「×」をつけることで、裁判所に対して、政府に対して「平和憲法を守れ」という声を示していきたいと思います。

平和憲法をないがしろにする最高裁裁判官はいらない。

その意志を、「バッテン」にこめて、さあ、投票所へ!

国民審査は「公職選挙法」の対象になりません。投票日に投票所近くで「竹内さんにバッテンを」と街頭宣伝してもいいのです。交通の邪魔にならなければね。ネット上での運動も自由です。この日記もコピペ、リンクフリーです。