護国神社の気だるい午後

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マイミク瑠璃子さんのルポによれば、毎度のことながら、靖国神社はさながらエセ民族派の顔見世興業馬鹿騒ぎ場と化していますなあ。

テレビに映りたい奴やらコスプレを見せびらかしたい連中やら、ぶっ飛んだアピールを聞かせたい奴やらが、英霊そっちのけでお祭り騒ぎの目立ち合戦を繰り広げているようです。真面目な民族派もいるんだろうけど、押しが強くて厚顔無恥なパフォーマーの阿波踊りの中では、影が薄い。

こちら姫路護国神社には放送局なんか来ないし、ヘリも飛ばず、街宣車もわめかず、右翼の行進もなく、静寂そのもの。英霊と静かに対面したい人は護国神社がいいですよ。掃き清められた境内には、ホコリひとつ舞ってません。つまり参拝客ゼロ。てか、私ひとり。

まあ自分は英霊に柏手を打ちに来たのではなく、戦争被害者に頭を垂れて不戦の誓いにきたので、参拝客には入らないかも知れません。拝殿に南無阿弥陀仏を唱えるのはさすがになんだから、いくつかある連隊の碑に念仏を唱えて歩きました。(それもどうなんだかね~)

遺族はきっと各自お仏壇に対面しているのでしょう。それが日本人の普通の心情なので、それでいいと思います。

靖国は祈りの場であるよりも、政治と結び付いたイデオロギー宣布の場なのです。それが靖国に求められた役割だし、政治と切り離された靖国など、人の心を惹き付ける何物も持っていないと思います。

記帳場に沢山の「日本の息吹」(日本会議機関誌)が積んであったので一冊もらってきました。

相変わらず痛い内容が満載です。いつか日記のネタにしよう。