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沖縄集団自決 禍根を残しかねない政治的訂正
読売新聞 2007/11/3
*http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=331205&media_id=20
読売新聞社が見解を出しました。
>政治的思惑を背景とした一連の動きは、将来に大きな禍根を残すことにもなりかねない。
なるほど。こういう姿勢が本心ならば、
- 検定意見を撤回せよ
- 教科書記述を検定前のものに復活させよ
こう主張すべきだと思う。
なぜなら文科省担当役人の説明では、検定意見をつける理由の一つとして、2人の元軍人が起こした裁判があったからです。この裁判が、「教科書記述を変えさせる」という政治目的をひとつの動機として起こされたのであれば、検定意見は政治運動に屈した結果であるということになります。
もしもそうなら、政治運動で教科書検定が左右されてはならないという原則に従い、検定意見を撤回して、教科書をもとに戻すのがスジです。
では、裁判は政治目的をもっていたのかどうか。しっかり政治目的を持っていたのです。その動機は、原告側のHPに堂々と明記されています。
教科書検定 『集団自決に軍関与を削除』
2007年3月30日(金)
http://osjes.jugem.jp/?month=200703平成19年3月30日は第8回口頭弁論でしたが、ちょうどこの日、教科書検定により、沖縄戦での集団自決が軍の命令によって、あるいは軍の関与によって起こったという記述が教科書から削除される事が分かりました。
大変よきことであると思います。
すばらしいことで、これでこの裁判を起こした目的の半分は達成されました。
検定意見により「軍の命令によって、あるいは軍の関与によって起こったという記述」が消された、「これでこの裁判を起こした目的の半分は達成されました」。
なんとあけすけに書いていることでしょう。こういう「目的」の裁判を理由に検定意見がつけられたのですから、そもそもそここで「教育に対する不当な介入」が実を結んだのです。沖縄県民の動きはそれをもとに戻せというものですから、歪んだものを正常に直すだけのことです。
読売新聞が事実誤認に気づいたうえで、自分の論理を貫けば、結論は明白です。検定意見は撤回せよ。これしかありません。