中国の不穏当な動き

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近頃の中国の態度は目に余るものがある。

レーニンの『帝国主義論』だったと思うが、明治期日本のことを、「好戦的」と評し、その理由を勢いよく勃興しつつある国特有の意識だと分析していた。
いまの中国は、まさしくその分析を彷彿とさせる。
あの大国にどのようにすれば頭を冷やしてもらえるのか、外交の難しい時代に入った。

<報道>
「フィリピンは身の程知れ」中国が強硬姿勢
朝鮮日報(朝鮮日報日本語版)
北京=崔有植(チェ・ユシク)特派員
2012.5.11 10:16

「中国の古い言葉に『勢い使い尽くすべからず。事絶を做(な)すべからず』(勢いを使い尽くさず、物事は極端になすべきではない)という言葉がある。フィリピンは身の程を知るべきだ」(人民日報)

「最後まで行けば、誰が先に倒れるか様子を見よう」(環球時報)

南シナ海のスカボロー礁(中国名・黄岩島)の領有権をめぐる中国とフィリピンの紛争で、中国政府が攻勢を強めている。外交的圧力、武力誇示に続き、経済制裁措置までも講じ、フィリピンを圧迫している。官営メディアの報道もエスカレートしており、中国と領土紛争を抱える日本やベトナムにも強硬姿勢を見せつけるかのような対応ぶりだ。

領土問題がデリケートな事案だということを考慮しても、世界の二大国家としてはふさわしくない高圧的かつ感情的な対応だとの非難も出ている。

高圧的な脅迫攻勢

周辺国との領土、海洋紛争で、中国の強硬姿勢は今に始まったことではない。中国紙・環球時報は昨年10月、韓国とフィリピンが中国の違法操業漁船に対する取り締まりを行ったのに対し「両国が態度を改めなければ、大砲の音を聞く覚悟が必要だ」と脅した。また、インドとベトナムが昨年9月、共同で南シナ海での油田開発に合意すると、同紙は「中国を刺激するならば、代価を払わせる」と主張した。

スカボロー礁をめぐる中国とフィリピンの対立は、4月8日に周辺海域で操業中だった中国漁船を取り締まろうとしたフィリピンの艦船とそれを阻止しようとした中国の哨戒艦がにらみ合ったことをきっかけに、1カ月以上続いている。

こうした領土問題に関するメディアの報道もエスカレートしており、商業的性格から過激な見出しが躍る環球時報だけでなく、これまでトーンを抑えてきた中国外務省、人民日報なども露骨に軍事行動を示唆している。

北京= 崔有植(チェ・ユシク)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版