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時給350円 中国人5女性が訴え
*http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1002211&media_id=2女性らによると、繁忙期は午前8時~午前0時ごろまで働き、休日が1カ月に1日もなかった月もあったとしている。残業代を除く1カ月の給料は、県の最低賃金で計算する契約。1カ月平均173時間で約11万円になるが、同社は「通帳に振り込んでいる」などとして明細を出さず、通帳やパスポートも預かられていたという。また、女性らが勤務時間中にトイレに行く際は、社長が時計で時間を計り、その分を休憩時間から差し引かれたという。
日本という美しい国を誹謗して欲しくないものですな。残業が209時間だったから何だというのでしょうか。日本人は残業に次ぐ残業にも文句を言わずに働いております。
日本人は同じ日本人に文句を言ってはならぬのであります。文句をいうやつは非国民です。非国民は日本人ではないので、ひたすら罵詈讒謗の限りを浴びせてやればよいのです。
文句を言わずに働けば時に死に至ることもあるが、ほとんどの遺族は黙って忍んでいます。一部には同じ日本人のくせに会社を訴える不届きな反日分子もおりますが、これは例外であって、権利があっても権利を主張せず、ものを考えず、ただただ従順に黙々と牛馬のごとく働くのが、日本人の美徳なのであります。
ジャイアンが「俺は母ちゃんの奴隷じゃないっつーの!」と叫んだとき、母ちゃんは叱りとばしました。「そんなことは奴隷みたいに働いてから言うもんだよ!」。母ちゃんが正しいのであります。
このように日本人は子どもの頃から没論理的な服従のしつけを受けております。郷に入れば郷に従えというではありませんか。中国人女性は過労死もしていないくせに文句を言ってはなりません。その前に過労死するぐらい働いてみるべきなのであります。万が一、それで過労死すれば、まあそれは運が悪かったのです。
給料が安いと言うのも、日本人正社員の実態を無視した暴論であると言わざるを得ません。サービス残業といって、給料の対象にならない残業を嬉々としてこなし、ひたすら会社のために無私の心でご奉公することこそ、うるわしき日本の伝統なのであります。
このように身も心もすり切れるほど働いたからこそ、日本は経済大国となったのであります。そして得た富は使い切れないほどなので、まったく無駄なダムや高速道路や米軍基地などに湯水のごとく注ぎ込んでいるのであります。なんと素晴らしいことでありましょうか。
働いているのは社員ばかりではありません。一番働かないと見られている天下り高級官僚でさえ、しっかり働いておるのであります。
出社すればまず内外の情勢を把握するために新聞を5紙、隅から隅までたんねんに読みます。脳内を活性化させるため、適度な温度の日本茶を摂取するのも、仕事のための心がけです。
昼休みには社外の幹部と共に、塩分が高く野菜の少ない会席料理などを長い時間かけて食べますが、健康よりも情報交換が大切だと肝に銘じているからであります。
午後からは数々の書類に決済印を押さねばならないのですが、それがあまりに膨大な量ですから、いちいち中身を確かめている暇とてありません。
夜も毎日遅くまで、業務遂行を根回しするために多方面の方々とミーティングを欠かしません。もちろん人間関係を円滑に保つために、肝臓に負担がかかってもアルコールを欠かしませんし、秘密保持のためにわざわざ料金の高い店を選ぶなど、すべての行動が会社を中心に組み立てられているのであります。
その激務たるや、蓄積疲労のために毎日出勤が10時、ときには午後になるほどであることから察せられましょう。
休日と言えばゴルフをしなければならないし、まったく身体を休めるということができません。
残業時間に換算すれば一体どれほどになるのか、まったく頭の下がることであります。
たかが一介の労働者が労働時間のことで文句をいうなどおこがましいことが分かっていただけたでありましょうか。
野暮な編集注:
表題にある通り、この日記は「打通文」です。「右翼に成り代わって、それを言っちゃおしまいってとこまで本音をあからさまにすることで、いわば盛大に〝ひいきの引き倒し“をやらかすのが打通文」(泥)です。