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麻生さんいわく
日本を守る同盟国のアメリカの艦船が北朝鮮から攻撃を受けたとすれば、自衛艦がそれを防護することを可能にしておくことは大事だ。
あり得ません。
モーターボート主体の朝鮮海軍はせいぜい沿岸警備隊であって、米艦船を攻撃するどころか、近づくことさえできないでしょう。
泥mixi日記:これが「北朝鮮」の海軍です
上記映像をみてもらえれば分かりますが、ロシアのスクラップを買ったと伝えられている唯一の中型艦ソホ級双胴フリゲイト(1,845トン)は、航行シーンがありません。動くものなら一番に映像を流したかったでしょうにね~(動かせないんです、きっと)。
万が一攻撃があるとすれば対艦ミサイルによる奇襲攻撃ぐらいしかないわけですが、その場合には自衛隊の防護が間に合いません。だいいち、この程度の海軍を相手に、自衛隊が守らなければならないような米海軍ではありません。
北朝鮮による侵略、北朝鮮による脅威というものは20年前、30年前は考えられなかったと思う。(麻生)
これがどうして集団的自衛権の文脈で出てくるのか、まったく分かりません。日本が侵略を受けるなら、それは個別的自衛権で対処可能です。麻生さん、偉そうに言っているけど、集団的自衛権というのが何なのか、全然分かっていないんではないでしょうか。
mixiニュース日記の中には「日本国内の米軍基地が攻撃されたらどうするんだ」という意見もありますが、その場合は日米安保条約の第5条が発動されます。日本に対する攻撃とみなされ、自衛権が発動されるのです。これは個別的自衛権ですから、集団的自衛権など考える必要はありません。
さて以下は余談です。
北朝鮮の侵略についてですが、その危険はいまも考えられません。ミサイルがあると言ったって、そんなものをいくらぶち込んでも相手国に効果はないというのが、世界の戦訓です。戦訓を無視して朝鮮が常識はずれの攻撃をすれば、体制が崩壊するでしょう。日本の被害なんかほとんどありません。日本まで届くミサイルが何発あるかも不明なのです。
一説によれば200発ほどあると言われるノドンですが、日本へ届く距離を飛んだ実績が一度もありません。仮に日本に届いたとしても、1トン爆弾が200発では一街路を破壊するのがせいぜいで、日本の国力には毛ほどの打撃も与えられません。
でもその衝撃で護憲論は吹き飛ぶでしょう。そして見返りに、日米の総攻撃を受けて体制は滅ぶのです。そんな結末が見えているのに、どうしてわざわざ日本の憲法を改正する口実を作るでしょうか。馬鹿馬鹿しいにもほどがあります。