沖縄 強制集団死裁判が決着
集団自決訴訟 旧日本軍元隊長らの上告棄却 * 今回の決定はあまりにも当然だ。もともと、すべての争点は第一審で決着が付いているのだ。軍命否定派の代理人弁護士だって、負けを承知で渋々上告しただけだろう。自分は裁判中に軍命令を否定する側の言い分を検証...
2017年5月3日憲法記念日に永眠された泥憲和さん。300万字を超える「行動する思想」のアーカイブです。
集団自決訴訟 旧日本軍元隊長らの上告棄却 * 今回の決定はあまりにも当然だ。もともと、すべての争点は第一審で決着が付いているのだ。軍命否定派の代理人弁護士だって、負けを承知で渋々上告しただけだろう。自分は裁判中に軍命令を否定する側の言い分を検証...
自決強要はあり得ないので部隊長は無罪 自殺というのは、本人が行うから自殺と言います。ですから自殺は本人の決断によって行われます。実際に手を下すのが自殺者自身である以上、犯人は自殺者自身の内心にしか存在しないと言えます。 この方は自殺教唆という法律をご存...
喫茶店でたまたま手にした週刊ポストに、2つの対照的な記事がありました。 まずは「昼寝するお化け」。 曽野綾子の名物コラムです。 日本は貧困化しているというが、一体どこが貧困なのか。街は静かで物乞いはいない。停電もない。水道も止まらない。途...
部隊長の自決命令があったのか、それともなかったのか。 これが法廷で争われるべきだったと産経などがうるさく主張しています。 そこでその言い分が正しいかどうかについて、メモ的に整理しておこうと思います。 大江さんの本で赤松・梅澤両氏の名誉が侵...
強制集団死の被害者が軍に死を強制されたという証言が「援護法めあての偽証だ」という侮辱的言辞が、あとを絶たない。これを最初に言い出したのは曾野綾子だと思うが、梅澤氏もそういうあつかましいことを裁判で述べている。 しかし「援護法を適用してもらうために...
曽野綾子は赤松隊長に一度しか会っていないと言う。また赤松隊の隊員と会うときには個別に会ったという。そうすれば本音が聞けるだろうと思ったと。これらの言はあからさまなウソである。 まず、彼女のウソの言動を確認しておく。曽野綾子は『鉄の暴風』の著者太田...
11月9日の「沖縄戦裁判」は原告側として梅澤裕元部隊長と赤松嘉次元部隊長の弟さん、被告側として大江健三郎氏が出廷した。 マイミクのもぐらさんが日記を書いておられるので参考にしてください。 大江岩波沖縄戦裁判本人尋問「報告会&学習会」に出席し...
意外なところで自決強要の事例を発見しました。 曽野綾子著『沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実─日本軍の住民自決命令はなかった』(ワックBUNKO) この本につぎのような記述があります。米軍の捕虜になったあと解放された16歳の少年のことについ...