北朝鮮の脅威6 (制裁1)
ミサイル問題を契機に日本政府は経済制裁に踏み切った。 だが成果がない。 それは制裁前からわかっていたことだ。 まともに考える能力があれば、一国制裁などという手法はとらなかっただろう。 バカバカしい政策が真顔で推進されるのは、右派政治家や右派...
2017年5月3日憲法記念日に永眠された泥憲和さん。300万字を超える「行動する思想」のアーカイブです。
ミサイル問題を契機に日本政府は経済制裁に踏み切った。 だが成果がない。 それは制裁前からわかっていたことだ。 まともに考える能力があれば、一国制裁などという手法はとらなかっただろう。 バカバカしい政策が真顔で推進されるのは、右派政治家や右派...
さて、「核」の話に移る。 核兵器は脅威だ。ノドンもテポドンも性能の悪いロケットだ。とはいうものの、日本に届かせようと考えて開発製造しているのは間違いない。これが脅威でないはずがない。 しかし、今はまだ心配しなくてよい。核弾頭を載せられる信頼...
今日はテポドンによる核攻撃の話を書こうとしたが、ミサイルを使った原発攻撃の話をしていないことを思い出した。 弾道ミサイルで原子炉を破壊されれば、核攻撃を受けたと同じぐらいの被害が発生する。しかし結論から述べれば、この想定はまったくの絵空事である。...
北朝鮮ミサイルの能力とはどの程度のものなのだろう。 日本に届く能力があるとされているものはノドンとテポドンだ。まずノドンについて見てみる。 ノドンはスカッドの改良型である。 射程を延ばすために弾頭は約770kgしかなく、保有数は最大で200発...
まずこの日記のスタンスについて。 ここでは軍事的なものの見方、考え方をする。 軍事的な世界観では、大切なのは「能力」である。外交分析には相手の意図・意思の分析が欠かせないが、ここではそういう分析はしないし、できない。自分にはそんな分析能力も情報...
今年1月、読売新聞は北朝鮮の侵略が開始されるかのような特集記事を連載した。 <記事転載> 読売新聞 2007年1月19日 * 陸自いつ出動 武器使用は 国内で複数テロ発生 ≪20XX年X月X日深夜、山口県西部の広範囲の地域が停電...
マイミクのはなゆーさんとこからいただいた情報です。 自衛隊の武器使用、どこまで ヒゲの隊長・佐藤正久さんに聞く (毎日新聞・特集ワイド) * 「イラクに限らず、カンボジアでもどこでも、武器を使えばそれが正当防衛だったかどうかを裁かれることになる...
アメリカ軍人向けの軍事情報誌DEFENSETECHが「ひゅうが」の記事を書いています。ヘタな翻訳をつけておきます。(大幅な意訳もありますので、注意が必要です。文責は自分にあります。) タイトル:日本が一種の “空母”を進水させる 日本の...
民主党の小沢党首がテロ特別措置法の延長に反対しつつ、明確な国連決議にもとづく活動ならば自衛隊を派遣する余地があると述べた。 国連ね。 「長いものには巻かれろ」に弱いからな、日本人は。 「みんなやってるし」。 「一人だけ何もしないってのは、ま...
「『命をかける値打ち』について」 に対して、コメントがあった。 私の旦那は自衛官です。 話がそれているかもしれませんが、彼は阪神大震災を体験して自衛官への道を選んだんですが、毎日訓練している内容は、人を殺す為の訓練と思えて仕方がないのです。人...