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「『命をかける値打ち』について」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=537202378&owner_id=12631570
に対して、コメントがあった。
私の旦那は自衛官です。
話がそれているかもしれませんが、彼は阪神大震災を体験して自衛官への道を選んだんですが、毎日訓練している内容は、人を殺す為の訓練と思えて仕方がないのです。人を災害などで支援するだけが自衛隊の仕事ではないとはわかっているつもりですが、なんか納得出来ない自分がいます。考え過ぎなかぁ……
自衛官と結婚すると、こういう悩みがあるんだなあと思った。今後、自衛隊がもっともっと海外に派遣されることにでもなれば、このような悩みに加えて、夫の「戦死」を現実のものとして心配しなければならなくなる。多くの妻たちが、夜も眠れないほどの悩みに見舞われるだろう。アメリカが勝手に始めた戦争の尻ぬぐいなど、まっぴらごめんだ。
コメントの女性には、次のメッセージを送った。
コメントをありがとう。
まずはご結婚おめでとうございます。
自衛官は女性にやさしい紳士が多いですよ。
特殊な世界なので戸惑うこともあるでしょうが、なるべく理解してあげてほしいと思います。
さて自衛隊が人殺しの訓練をしているのでは、との疑問ですが。
あけすけに言ってしまえばそのとおりですけど、しかしそれは人を殺すのが目的の訓練ではなく、むしろ、そんなことをしないでよいようにするためだと私は考えています。
そのことを以前に日記で書いています。7月の日記のはずなので、探してくださいますか？「憲法と自衛隊」シリーズの11あたりです（＊）。
日記を読ませていただき、ほほえましく思いました。
美しい星空に感動できるあなたの優しい心を大切にして下さい。
男所帯で働く彼は、あなたのもつ繊細さに気付いていて、そして、そういうあなたを、まるでこわれやすいガラス細工のように大切に思っているはずです。
大切なあなたを守りたいと彼は心から思っていることを、あなたは信じますよね？
よく似た気持で自衛官が日本を守る任務についていることも、信じてあげてください。
ところで、あなたを守りたいという気持ちは、実は、かれ自身の支えともなり、頑張りの源にもなっているに違いありません。
彼を大切にして、幸せな家庭を築いて下さい。
えらそうなことを書いています。
申し訳ないです。
暇があれば、またこちらをのぞいて下さい。
ここには書き忘れたけれど、本当は軍隊なんていらない世界が一番いいんでね、自衛隊によって戦争を抑止しながら、政府は憲法の理想を世界に広める働きをしなければならないはずだ。だけど今は、安倍みたいな戦争大好き人間が政権を握っているので、自衛隊が戦争の道具に使われるのだ。
なんとかしないとね。
＊憲法と自衛隊（11） 憲法9条と抑止力の存在は矛盾しない
