北朝鮮一覧

テポドン迎撃作戦のお粗末 多分だれもしていない計算

■どんなときに「迎撃」するのか テポドンが成功すれば弾頭は宇宙空間で人工衛星になります。 これなら迎撃する必要はないし、そもそもそんな高々度の宇宙空間を飛ぶものを迎撃できる国際法上の根拠がありませんし、そのうえそういうことができる能力を日本は持っていま...

テポドンを朝鮮の立場で考える

朝鮮が大型ロケットを撃つ度に繰り返されるお祭り騒ぎにはうんざりします。 この騒ぎ、一度本質点に立ち戻って考えてみたいと思います。 朝鮮は自分の置かれている立場をどう見ているでしょう。 彼らの立場に立って考えてみましょうか。 朝鮮は敵性国...

北朝鮮の脅威 7 (制裁2)

「救う会」と仲良しの「東京財団」がつくった 「朝鮮半島情勢の中長期展望と日本に関する研究プロジェクト」 が2005年2月14日に出した緊急提言を紹介する。 総合タイトル 単独制裁で独裁者金正日に正しいメッセージを送れ 提言1.制裁で北...

北朝鮮の脅威6 (制裁1)

ミサイル問題を契機に日本政府は経済制裁に踏み切った。 だが成果がない。 それは制裁前からわかっていたことだ。 まともに考える能力があれば、一国制裁などという手法はとらなかっただろう。 バカバカしい政策が真顔で推進されるのは、右派政治家や右派...

北朝鮮の脅威 5 (ミサイル4)核

さて、「核」の話に移る。 核兵器は脅威だ。ノドンもテポドンも性能の悪いロケットだ。とはいうものの、日本に届かせようと考えて開発製造しているのは間違いない。これが脅威でないはずがない。 しかし、今はまだ心配しなくてよい。核弾頭を載せられる信頼...

北朝鮮の脅威 3 (ミサイル2)

北朝鮮ミサイルの能力とはどの程度のものなのだろう。 日本に届く能力があるとされているものはノドンとテポドンだ。まずノドンについて見てみる。 ノドンはスカッドの改良型である。 射程を延ばすために弾頭は約770kgしかなく、保有数は最大で200発...

北朝鮮の脅威 2 (ミサイル1)

まずこの日記のスタンスについて。 ここでは軍事的なものの見方、考え方をする。 軍事的な世界観では、大切なのは「能力」である。外交分析には相手の意図・意思の分析が欠かせないが、ここではそういう分析はしないし、できない。自分にはそんな分析能力も情報...