[光市母子殺害事件]橋下はサイテーの弁護士

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光市母子殺害事件の安田弁護士懲戒せず…第2東京弁護士会
読売新聞 12月22日 03:24
*http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=368892&media_id=20

妥当な結論ですね。光市事件の被害者の夫には同情を禁じ得ないが、今回の懲戒請求は、どう考えてもやりすぎだと思ってた。

この件で日記書いているひと、すごく少ない。少ないけど、その日記がまた、認識不足の内容だ。弁護士には自浄能力がないとか、うんたらかんたら。

『自由と正義』という、弁護士会が出している雑誌を読んだ事なんてないんだろうな。そこには「懲戒公告」というページがある。ここを真っ先に読むという弁護士が多いそうだ。

例えば↓こんな記事が毎号載っている。

1.懲戒の処分をした弁護士会 埼玉弁護士会
2.懲戒を受けた弁護士
氏名 ○○○夫 登録番号 20×××
事務所埼玉県幸手市・・・○○夫法律事務所
3.懲戒の処分の内容  退会命令
4.懲戒の処分が効力を生じた年月日  平成19年8月18日
平成19 年8月29日
日本弁護士連合会

悪いことする弁護士は、たしかにいる。橋下みたいに箸にも棒にもかからないのだっている。しかしそういうのを淘汰する自浄能力を弁護士会は持っている。橋下を懲戒できないようなら、その能力は不十分かもしれないけどね。

ところで、あの大量の懲戒請求。一時の熱に浮かされたような騒ぎは何だったんだろう。ほんとに煽りに乗せられやすいってか、そういう人が多いよ。扇動に乗せられた人は、さめるのも早い。薄っぺらで一面的で一時的な「正義感」だからだな。その人たちは懲戒請求して、胸がスッとしたかも知れない。でもその影響なんて考えなかっただろうな。

深い考えもなしに出した懲戒請求で、弁護士会の業務が一時期ストップしてしまったそうだ。その余波はいまだに続いている。弁護士会の相談業務がなければ困る、せっぱ詰まっているひとだって、世の中には沢山いるのだ。その人たちは弁護士会の業務遅滞で、現実として、とても困ったところに追い込まれている。

DV、交通事故、詐欺被害、民事暴力、倒産、多重債務……弁護士会はそういう困った人のために働く組織なのだ。

懲戒制度は、閑人が鬱憤晴らしするための制度ではない。まして数をたのんでどうにかなるものではないし、数で結論が左右されるようなことでは、困るのだ。

なのに、よく知らない市民を扇動して、見当違いの行動に走らせたバカが、今度は大阪府知事になりたいと言っている。まったく、どこまで恥知らずなんだか。弁護士の面汚しだよ。