歴史修正主義者の言い分の間違いがわかるニュース

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=660210182&owner_id=12631570

産経webがよいニュースを流してくれました。
*http://sankei.jp.msn.com/world/america/071219/amr0712191225012-n1.htm

<ニュース本文>
ロイター通信によると、米軍の裁判官(海軍大佐)は17日、国際テロ組織アルカーイダ指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者の運転手を務め、現在キューバのグアンタナモ米海軍基地で拘束中のハムダン被告が、ジュネーブ条約に基づく戦争捕虜に当たるかどうかを審理すると決定した。

同基地に設置されている特別軍事法廷では「違法な敵の戦闘員」のみを裁くことができるため、戦争捕虜と判断されれば同法廷への訴追はできなくなる。

ロイターによると、ハムダン被告はこれまでに2度、訴追棄却を勝ち取っている。(共同)

平和派が軍事知識に乏しいのをいいことに、正しい主張をからかい小馬鹿にして喜んでいる人たちがいますが、その人たちの言い分こそ、国際社会から見れば笑われるようなものでしかないのです。

この記事からわかること。

(1) 「違法な敵の戦闘員」は特別軍事法廷で裁かれる。
→ 「違法な敵の戦闘員」は交戦資格がなく、したがって裁判を受ける権利がないので、その場で殺されても仕方がないという日本の歴史修正主義者の言い分が、世界に出れば通用しないことがわかる。

(2) アルカイダは国家ではないが、その戦闘員が違法と断定できない。
→ 民間人は捕虜になる資格がないから南京虐殺は合法だという、一部の歴史修正主義者の言い分が、世界に出れば通用しないことがわかる。

→ 戦争とは国家対国家の戦いなのだから、イラクやアフガンの戦いは戦争ではなく、たんなる治安活動であって、ここに自衛隊を派遣するのは「参戦」ではないという一部軍事オタクの言い分が、世界に出れば通用しないことがわかる。