やめるな!鴻池さん

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知人の女性との旅行に国会議員の 公務用に支給されるJRの無料パスを使っていたと週刊誌に報じられた鴻池祥肇官房副長官が13日、辞任した。

鴻池副長官 女性報道で辞任へ
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言うまでもないことでありますが、人間社会とは、それぞれに相応しい働きをする個人によって成り立っております。

政治家とは国家社会のグランドデザインを示し、そこに国民を導いていくのが仕事であります。いわば国家の建築家であります。建築家は自身では釘一本まともに打てないかも知れません。しかし大工にむかってしっかりした仕事をしろと言わねばならぬ立場にあります。政治家も同じです。政治家たるもの、自分でできないことを国民に語り、領導し、教えしむることこそが使命であります。

誰かが死を覚悟して戦わねばならぬのであれば、堂々と死の意義を述べ、死んでこいと言えるのが政治家であります。自分は命が惜しいけれども、そんなこととは無関係に、他人に死ねと言えるのが立派な政治家というものであります。自分自身が痛みを辛抱する覚悟はさらさらなくとも、国民には痛みを我慢しろと言えるのが政治家であります。

まわりくどく申し上げて参りましたが、何が言いたいかと言うと、鴻池議員であります。

以下に示す氏の信念たるやまことに堂々たるものであり、近年かくのごとき正論を胸張って述べることのできる政治家-しかも言ってることとやってることがこれほどかけ離れた政治家というのは希有な存在であります。まさしく政治家の中の政治家、まことに見上げた本物の政治家であるのに、辞任なさるとは、この世は一体どうなっているのでありましょうか。辞任などなさらず、できもしない己の信念を愚直に語り続けることこそが政治家の本懐でありましょうに、まことに残念なことであります。

鴻池祥肇官房副長官発言
2008年10月2日

ふしだらな性教育が行われている。これは日教組や文部省が日本固有の倫理を無視してきた事の証拠。男女席を同じくせず、という文化が日本にはあった。家制度を守り、家庭を守らなければならない。欧米流の放埓で退廃的なセックス文化にまみれた破廉恥な大人を日教組は作ろうとしてるのか。日本人は日本固有の倫理で自らを守り、教育すべき……

以下は公式ブログ「鴻池だより」から。

いま日本に必要なのは、物事の責任をとって切腹する人間です。私が言いたいのは現実の腹切りではなく、責任をとること。たとえその問題が本人にとって心外なことであろうとも、江戸時代の武士の如く黙って腹を切る(責任をとる)潔さが、今の日本の指導者層に皆無になっていると思います。

「武士道」。ほんの数十年前までは日本人の心の中に深く染み込み、日本人の羞恥心、そして自尊心、礼儀や誠を重んじる心を育んできたのです。「お天道様に顔が向けられない」「ご先祖様に申し訳ない」こんな庶民の言葉も今は紙風船の如く、風とともに去ったのでしょうか。

鴻池だより 2006.2.17掲載
http://www.kounoike-web.com/no292.htm

……「仁」とは他人への思いやり、「義」は道徳、善悪の判断です。ついでに申し上げれば「礼」は礼儀、作法。「智」は学問の大切さ。「信」は信義とか誠実。人倫のなんたるか、これが仁・義・礼・智・信だと親から教えられました。

お盆で帰って来られたご先祖様の前で、「仁・義・礼・智・信」について考えたいと思います。そして、政治家として、人として持たなければならないモラルはこれだと確信して行動することを、ご先祖と約束したいと思います。15日は再び上京して靖国神社に参拝致します。暑さが続きます。お大切になさってください。

鴻池だより 2005.8.12掲載
http://www.kounoike-web.com/no269.htm