超富裕層世帯と生活保護世帯の隔絶

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日本の富裕層は81万世帯、うち5億円以上の”超富裕層”は5万世帯
野村総合研究所の発表
https://www.nri.com/jp/news/2012/121122.html

私が仕事で接する人々は、たいがいが不安定雇用で暮らしも不安定です。ちょっと仕事が暇になるとたちまち職を失い、借金をこしらえてしまう。仕事を掛け持ちしてようやく食べている人がざらにいます。

中には生活保護しか道がないと思われる人がいて、福祉課にコンタクトをとることもあります。社会にもまれて弾かれたり、病み疲れた人々をどのように抱摂するか、この社会の品位が問われていると思います。

生活保護者からも税金を取る国なんだから、使いきれないほどの資産を持っているなら、もうちょっと税金を納めて貰ってもいいんではないですかねえ。

ただし、ごく少数ながら制度に安住する人がいるのも事実です。仕事で接した人ですが、高校生の娘を指して「この子も20歳になったら福祉受けさせよ思てんねん」と悪びれもせずに語るのに驚いたことがあります。祖母から三代続けて一族のほとんどが生活保護受給者という一家でした。

こういった現状に何らかの制度改善は必要かとも思います。が、その結果として本当に保護の必要な人が受給できなくなるくらいなら、一定のフリーライダーは容認するしかないのかなとも思うし。いや、「福祉で食べるのが当たり前」なんて人生観を容認するのは、むしろその人の人生をスポイルすることになるのではとも思うし、本当に迷ってしまいます。いまだに答が導き出せません。

まあ富裕層には無縁の悩みだろなあ。