お笑い! 嫌中さまは日本語がご不自由

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1650012167&owner_id=12631570

中国自動車市場の「信頼性」調査、結果は散々=インドにも及ばず―中国
http://www.recordchina.co.jp/b48217-s0-c20.html

お正月なんで、さすがにまだ日記は少ないけど、早速あれな人たちが勘違いイッパイに噴き上がっておられます。
いわく

>かの国謹製(笑)、外見丸々コピーでおなじみのシナ畜車ですね。
>他国の技術を盗んで、体裁だけ取り繕って車を作ったとしても、品質管理をまともに出来ないのだから、100年経っても認められないでしょう。
>「走る棺桶」からの卒業は永遠にできないでしょう…(≧▽≦)ゞ

日頃から「シナ・チョン」しか言わない皆様ですので、「中国自動車市場の『信頼性』調査」と書いてあったら、「中国製自動車の信頼性」だと早合点して大喜びです。いったい、日本語を読めているんですかね。

「中国自動車市場の『信頼性』調査」とあるだけで、どこにも「中国製自動車の信頼性」とは書いてない。てか、文章に主語がないので、何の信頼性やら全く不明です。だもんで、元記事を確かめてみました。元記事はこうです。

〔自動車業界のCS(顧客満足度)調査などを行うJ.D.Powerアジア・パシフィックが、中国の28都市で38ブランド94車種を対象に「車両の信頼性」調査を行った。〕
*http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110101-00000007-rcdc-cn

つまり、日本をはじめアメリカ、ドイツなどの外国製も含めて、中国で営業している全自動車メーカーの94車種をサンプルに、「自動車そのもの」に対する市場の信頼性を調査したんです。

すると、道路の舗装状況が悪いのか、ユーザーの使い方が荒いのか、ガソリンの品質が悪いのか、理由は不明ながら他国よりも平均的に故障が多いという結果が出たわけです。もしかするとユーザーのクオリティ意識が高すぎて、ちょっとした機器トラブルでも販売店に苦情を持ち込んでいるのかも知れません。保証期間中はタダなんだから取り替えて貰わなきゃ損みたいな風潮があるんじゃないかなんて、うがった見方もできるでしょう。

日頃から何かと言えば「ソースは?」を連発する方々ほど、ご自分ではソースを確かめないタモさん体質が、ここでも露呈されたということですかね。

そう言えば、先日の「レアメタルそっくり新合金精製」というニュースでも、そんなことがありました。

「超微細(ナノ)技術を駆使して、レアメタルのパラジウムそっくりの性質を持つ新合金を作り出すことに、京都大の北川宏教授らが成功した。」
*http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1454900&media_id=20

すると愛国者さまたちが一斉に、「ざまあみろ、もう中国にでけえことはいわせねえ!」なんて、「レアメタル」と「レアアース」の区別も付かないで噴き上がってたので、こちらが吹き出しましたw

この技術はロジウムと銀を合わせてパラジウムを作るというものなんだけど、ロジウムの値段はパラジウムの数倍です。ロジウムは排ガス浄化触媒として使われているんですが、あんまり値上がりがすごいんで、代わりにパラジウムを使おうかなんて話もあるくらいなのに、高いロジウムを材料にして安いパラジウムを作って実用になるかあっ! しかし新しい合成アイデアとしてはすぐれているので、別の化合物に応用して実用化すると、大化けするかも知れないねという、いまはそのレベルの話です。

まして輸出規制のせいで大騒ぎになっているレアアースとはなんの関係もございません。

ひょっとして、ミクシィニュースって、日本語の不自由な嫌韓・嫌中のボーヤたちにウケようとして、わざとまぎらわしく構成してる?