[体罰]高2バスケ部キャプテンが自殺 責任を取るべきなのは誰だ?

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高2自殺に「大失態」橋下市長
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昨年12月、大阪市立桜宮高でバスケ部キャプテンだった生徒が、顧問の体罰が原因と思われる自殺をした事件で、橋下市長は、「いじめによる自殺よりはるかに重い」「教育現場の最悪の大失態だ」などと述べた。

はあ?何をいまさら。

橋下こそ、体罰を肯定せよと唱え続けてきたんじゃないか。教師による「有形力の行使」を認める教育基本条例を強引に制定したのは自分なのを忘れたのか?

教育基本条例に反対したのは現場の教師や教育委員会だった。それに対して橋下は何と言った? 「クソ教師」、「クソ教育委員会」と罵倒したのではなかったか。体罰を肯定する橋下に向けられた批判に、「教師がこづいたぐらいで文句を言われたら教育なんか成り立たない!」そう反論したのを忘れたのか。

教育現場には「教師ー生徒」という絶対的な上下関係がある。だからひとたび体罰を肯定すれば、現場には必ず逸脱が生じる。ましてや過度の競争と実績主義、そして体罰肯定を一緒に持ち込んだら、現場がエスカレートするのは火を見るよりも明らかだった。

そのことを最も知るゆえに、現場が猛反対したのだ。その理性の声を強権で押し潰したのが、橋下だった。

今回のような事態が生じることは、すでに警告されていた。だが橋下は耳を貸さなかった。つまり今回の悲劇を呼び寄せたのは、橋下、お前だ! いつものように現場に責任転嫁して乗り切るつもりだろうが、橋下教育が続く限り、悲劇は形を変えて何度も繰り返されるだろう。その卑怯な独裁の犠牲となるのは、結局は子どもたちなのだ。

「決めるのはお偉方だが、死体袋に入って戻るのは、俺たちなんだ」
元米軍軍曹の言葉

戦争と同じ力学で沈み行く大阪。
市民はいつになったら目覚めるんだ?