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橋下知事 仕事ぶりを隠し撮り
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こんなやり口が気持ちよいはずがないのは言うまでもないことですが。橋下知事は大切なことを言わずに隠しています。
大阪府の借金（府債）残高は約5兆円です。
府立国際児童文学館の予算は2億円です。
事業費と維持費が1億2000万円。
人件費が8000万円。
いくら児童文学館の職員がサボってても、5兆円の赤字はつくれません。児童文学館をなくしても、削減できる金額はすごくみみっちい。
みみっちいことに注目させて大騒ぎを引き起こし、赤字の本当の原因からみんなの目をそらすのが橋下さんの手法だと思います。
本当の赤字の原因は、関空や、安威川ダムや、泉佐野コスモポリスなど、数兆円規模の無駄な巨大開発じゃないですか。
箕面の山の宅地開発｢箕面森町みのおしんまち｣なんて、府の試算でもはじめから赤字が出ると分かり切っているんでしょう？その赤字を一般財政で穴埋めすることになっているんでしょう？ その額、750億円ですよ！
たったひとつのプロジェクトで、児童文学館の375年分の赤字。しかも、実際に事業が始まると、もっとすごい赤字になるんですよね。きょうび、山の真ん中の馬鹿高い住宅を、誰が買いますか。自然破壊しまくって、結局は買い手がつかずに売れ残ってお荷物になるような計画ですよ、土建屋と利権政治家以外の誰が望んでいるというんでしょうかね。
どうせ隠しカメラをすえるんなら、キタの高級クラブがいい。事業に関連した府の幹部や土建業者や政治家なんかが府の金で盛大に飲み食いしているシーンが撮れるかも知れないよね。問題にすべきなのは、むしろこっちでしょ？
こういうことに一言も文句を言わず、庶民向けの施策や施設ばかりをかたはしから目の敵にする手法に、私は疑問を感じざるを得ませんけどね～。