http://mixi.jp/view_diary.pl?id=976224907&owner_id=12631570
＜給油延長法案＞外相答弁で断続的に質疑中断 参院委
＊http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=645341&media_id=2
ややこしい議論だなあ。
要するに、アフガンでやってるドンパチに、自衛隊が参加してもよいかなんですが。戦争の手伝いはできないことになっていると政府は言います。でも一方で、あれは警察活動であって戦争ではないとも言ってるわけです。
＊http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/syuisyo/168/touh/t168016.htm
これに対して民主党が言うのは、戦争じゃないんなら、自衛隊が乗り込んで行ってもいいという理屈にならないか、と。
答えて政府は、たしかに戦争ではないけれど、憲法は戦争だけを禁じているんじゃないから、自衛隊を派遣していいかどうかよくわからないと言うんですね。
なぜわからないかと言うと。憲法が禁じているのは他国に戦争を仕掛けることだけじゃありません。それ以外にも外国と事を構えて武力で脅したり、武力を使ったりしてはいけないとされています。
じゃあ、相手が外国でなくて、たとえば海賊だとかはどうなんだとなると、そんなことは検討してこなかったからわからんというんですね。アフガンゲリラも国家じゃないんだけど、わざわざ出かけていってそれと戦ってもいいか、よくわからんと。
ただし、他の国々がやってるドンパチは国連憲章51条の集団的自衛権の行使ではないとも言っています。つまり憲法で明確に禁じられているものでもないと言うんですね。
私はあれは戦争だと思います。だってアメリカがそう言っているもの。「テロとの戦争」って。警察活動だろうが戦争だろうが、他の国は軍事行動をしてるって言ってますよ。法的な理屈で言っても、そうです。
いま戦ってる相手が政府じゃなくてゲリラだから戦争ではないという理屈は通りません。なぜなら、もともと国連はタリバン政府を承認していなかったからです。初めから政府相手の戦いじゃないんです。でも戦争でした。しかも、タリバンは降伏していないんだからその「政府」は継続してます。降伏をアメリカが認めなかったからね。だったら戦争じゃん。
http://www.asyura.com/sora/war4/msg/858.html
でね、政府はまたいつもの詭弁を弄しているんです。アフガンのドンパチは安保理決議第1386号にもとづいているんだと。だから、日本が参加できない国連憲章51条の戦争ではないんだと。
たはは。安保理決議第1386号はね、「国連憲章第7章にもとづく行動をする」と言ってます。政府がやっちゃいけない戦争だという国連憲章51条はね、国連憲章第7章にあるんです。じゃあ、だめじゃん。
それをダメと言えない哀れな政府。アメリカから求められたらイヤと言えないから、さっさと応じるためにせっせと小理屈をこねくり回しているんですねえ。我が国は米国の植民地か。