日本の風力発電と地熱発電

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浄化装置、水あふれる=福島第1で380万ベクレル―東電
時事通信 4月16日 21:01
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風力発電

世界で風力発電の導入量が急増。

デンマークは電力量の33%
スペイン・ポルトガル・アイルランドも15%以上を供給
ドイツは自然エネルギー発電全体で23%。
日本は0.4%でOECD34か国中28位!

地熱発電

地熱資源量世界1位は米国の3900万キロワット
次いでインドネシアの2700万キロワット
日本は世界第3位。2300万キロワット

米国は日本の24倍もの面積だし、インドネシアは5倍もある。
面積あたりの資源量では日本の地熱は圧倒的に世界一だ。
日本中、どこを掘っても摂氏200度以上のお湯が湧き出る。

環境に恵まれていて、しかも発電技術は世界のトップ。
発電システムのシェアは世界一。
なのに発電量は人口33万人のアイスランドに劣る。

風力にしろ、地熱にしろ、足りないのは政治意思だけではないのだろうか。風力発電技術はいまだ完成途上。未完成の技術にはさまざまな制約が必然です。

思うに風力発電は原子力や火力のような集中的大規模発電・遠距離送電システムが向いていない。小規模分散発電・近距離送電とかビル発電として活用するのがいいのではないかな。

金属の強度が一定なら、小規模な方が壊れにくい。メンテナンスも容易。少数の大型発電機の発電量を調整するより、大量の小型発電機の発電量をシステム全体で調整する方が合理的。

風さえあれば発電効率が30%もあるんだから、要は規模と用途をマッチングさせること。怪しげな「風力発電ビジネス」に食い物にされないように、行政はしっかりしてほしいと思います。