http://mixi.jp/view_diary.pl?guid=ON&id=1862708082&owner_id=12631570
福島原発の事故以前から、人体にはセシウムやストロンチウムが入り込んでいる。
ストロンチウムの値は、通常は28.8ベクレル程度だそうだ。
1960年代にはなんと180ベクレルも測定されたという。
もちろん、これは核実験の影響だ。
原子力百科事典ATOMICAに、人体中のセシウム137を測定した1990年のデータについて記載があった。
「人体中の放射能」
1990年に測定した臓器中のセシウム137は、肺で1.5kBq/g-乾重量、肝臓で1.4kBq/g(乾重量)、腎臓で1.4kBq/g(乾重量)、脾臓で1.4kBq/g(乾重量)であった。原子力百科事典ATOMICA
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-01-01-07
いや、いくら何でもそれはないだろうという数値が上がっている。「1.5kBq/g」といったら、1g当たり1500ベクレルってことだよなあ。すると1kgあたり150万ベクレル!
んなバカな。これは、1.5mBq/gの誤植かも知れないが、それだと少なすぎるし。
いまメールで問い合わせているので、回答があればアップしようと思う。
じつはプルトニウムも測定されている。
1981年から1984年の日本人の人体に含まれるプルトニウム……に関しては、プルトニウム239とプルトニウム240の中央値として、肺で3.6mBq/g-湿重量、肝臓で27mBq/g-湿重量、腎臓で0.75mBq/g-湿重量、脾臓で3.2mBq/g(湿重量)、胸骨で3.8mBq/g(湿重量)、筋肉で0.4mBq/g(湿重量)……という値が報告されている。
原子力百科事典ATOMICA
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-01-01-07
我々は、通常でこれだけ内部被曝しているわけだ。「内部被曝は恐ろしい。外部被曝の1兆倍」(広瀬隆)なんてのが本当なら、日本人はとっくに絶滅しているだろう。
<追記>
回答があったのでアップした。
原子力百科事典ATOMICAの潔い態度