http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1833224715&owner_id=12631570
<報道>
北朝鮮、4月に打ち上げるのは「気象衛星」=KCNA
*http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1965816&media_id=52
写真:発射基地全景
う~ん、荒れ果てた大地だなあ。
山々に生い茂る樹木がないよ。
写真:ロケット発射台
発射基地は全体に貧相だ。
こんなにだだっ広くする必要はなかろうと思うが。
組立工場の場所も変だ。遠いし、発射台まで真っ直ぐに行けないじゃん。こんなに遠いと、ロケットを組み立てて運ぶ途中でアクシデントが起きやすいと思うが、そういうことを考えなかったんだろうか。なんでこんな不合理な作りにしたのかな。
写真:ロケット組立工場か?
工場が平屋なのは、寝かせて組み立てているからだろう。
すると運搬も寝かせたままだな。発射台まで横にしておいて、発射台で起こすのか? いや、スカッドやノドンでもあるまいに、3段式でそれはちょっと無理があるんじゃないか? それとも発射台で各段をくっつけるのか? まさかね。
発射台と組立工場の間にある広い建物が研究所だろうか?
山の上にあるのが監視室だろうな。小さいなあ。
写真:監視室(コントロールルーム)か?
こんなので気象衛星のコントロールができるのだろうか。気象衛星というのは、まあ言い訳だな。
それにしても。
1度目は推力不足で失敗した。普通なら2度目は、失敗を解析して、1度目と同じ型のロケットを打ち上げる。そうしないと技術が進歩しないからだ。金正日氏の科学者達はそうしないで、まったく未経験の別型ロケットに挑戦した。案の定失敗した。3度目は、別の発射場から、全然方角違いに打ち上げるという。
……まあ、何をしようと勝手だから、いいけどね。
日本はかなり打ち上げ技術を蓄積しているが、それでも東向けに打ち上げることが多い。それは地球の自転を利用できるからだ。その方が燃料が節約できて、失敗も少ない。成功経験ゼロの金正恩氏は、なんでわざわざ難しいことに挑戦するんだろう。
南向けに打ち上げるのは、偵察衛星に多い。極軌道に乗せれば、軌道が全世界をおおうことになるからだ。だが、金正恩氏が偵察衛星を上げても、役に立たないと思う。偵察衛星は1機では役に立たない上、高度が低いから、3~5年で落下してしまう。いくら金正恩氏でも、毎年衛星を打ち上げる資金はないだろう。
では、いったい何がしたいのだろうか。金正恩氏は気象衛星だというが、だったら静止衛星を打ち上げるのが筋だ。そうしないのは、その技術がないことを自覚しているからだろう。するとやはり、核弾頭を打ち込める能力を誇示したいんだろうな。
でも、静止衛星も上げられない技術レベルで、まともなミサイルになると思っているのだろうか。標的に当たろうが当たるまいが、爆発さえすればよい、核の脅しには米国だってひれ伏すだろう、なんて意図かも知れない。
そんなことのために、国民が飢えている。
う~ん……・
東倉里発射場の座標はこちら↓
39.65448651275155 , 124.7152696508784(緯度・経度)