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3日前の日記「アメリカのマッチポンプ」に書いたイラクから消えた大量の武器の話の続きです。
アメリカのマッチポンプ
米国がこれまでに使った戦費は193億ドル。
そのうち武器援助に使ったのが28億ドルという。
買ったAK47自動小銃の数は18万5千丁。
しかしイラク軍が受け取ったのは7万5千丁。
半分だ。
この食い違いが、理由不明なのだ。
イラク軍幹部が軍に納めないでゲリラに売り払ったのか。ありうる話だ。
イラク軍に渡すはずの武器を、米軍情報部がゲリラに横流ししているのか。
それもないとは言いきれない。
消えたのはAKだけではない。
拳銃。
17万丁のはずが9万丁。
防弾チョッキ
21万5千着のはずが8万着。
ヘルメット。
14万個のはずが2万5千個。
おや?と思う。
武装勢力が米軍の防弾チョッキやヘルメットをつけているという報道なんか、見たことがないぞ。すると、これはどういうことなのか。
産経新聞によれば、アメリカ国防総省はボスニアやセルビアで35万丁のAK47を仕入れたそうだ。するとそれがイラクについた時、すでに半分に減っていたのだ。イラク軍に渡ったらさらに半分に減った。
これ、ひょっとして、米軍当局の汚職ちゃう? 本当に35万丁も仕入れたのか? これらはすべて書類上の数字だ。全部を実際に見た者はいないはずだ。業者から業者へ、部署から部署へ、書類が受け渡される度に、架空の経費が水増しされているのかも知れない。
国庫から支払われた金は武器に変わらずに、誰かのポケットに消えたのではないか? 真相はヤブの中である。
ほんとに武器が横流しされているのかも知れないし、どこかで予算がちょろまかされているのかも知れない。
たしかなのは、町が焼かれたり罪のない子どもが殺される現実があり、それをネタに金をもうけたり、武器をくすねたりする商人や公務員がいる事実だ。
その金はもともとアメリカ市民が納めた税金で、戦費がかさみすぎて、アメリカでは学校の窓ガラスを買う予算も不足し、ハリケーン復興も遅れがちという。
迷子の迷子のライフルちゃん
あなたは一体どこにある
業者に聞いてもわからない
ゲリラに聞いてもわからない
ガン ガン ガン ガン
銃 銃 銃 銃
消えてばかり行く武器の山
……やめた。
笑ってる場合ではないぞと本当に腹たってきた。