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マッチポンプというのは、自分がマッチで火をつけた後で、それをポンプで消して、「どうだい、おかげで助かったろう」と威張ることだ。
つぎの記事を読んで下さい。マッチポンプの見本です。
イラクに供与の銃、19万丁不明=武装勢力の手に渡る?-米紙
時事通信社8月6日 17:11【ワシントン6日時事】
6日付の米紙ワシントン・ポスト(早版)は、米国がイラク治安部隊の育成・強化のために供与しているAK47自動小銃(カラシニコフ銃)や拳銃のうち、推定19万丁が2004年から05年にかけて行方不明になっており、反米武装勢力の手に渡っている恐れがあると報じた。会計検査院の報告書で分かったという。銃を野放しにしている米国の体質が国運のかかるイラクでもにじみ出て、駐留米軍を危険にさらしている格好だ。
報告書作成に携わった会計検査院当局者が同紙に説明したところでは、米軍当局は行方不明になった銃がどうなったのか皆目見当が付かないと言っているという。
イラク復興事業の監査官は昨年、1万4000丁の銃が行方不明になっていると報告したが、実際にはけた違いの水準だったことになる。
米軍のやってることは、こんなことだ。
紛争地帯に銃をばらまく。
↓
テロ攻撃が激しくなる。
↓
テロ対策が必要だといってゲリラを相手に戦争する。
↓
軍需産業は大もうけ。
↓
米軍のおかげで世界は安全になったと威張る。
↓
予算の一部で銃を買う。
↓
紛争地帯に銃をばらまく。
↓
テロが激しくなる。
↓
テロ対策が必要だといってゲリラを相手に戦争する。
↓
軍需産業は大もうけ。
↓
以下、繰り返し。
銃は米軍の中古M16じゃなくて、わざわざAK47という、ゲリラが大好きなのを選んでいる。はじめから「なくなる」のが目的ではないのか? AKは米国で生産していないから、国際武器市場から調達してきたのだな。死の商人どもが大喜びしただろう。
なんでこんな戦争に、自衛隊が協力せんといかんのだ!
<追記>
イラクには同期生が派遣されていました。だから他人事ではありませんでした。
私は陸上自衛隊少年工科学校でしたから、いまイラクにいる航空自衛隊とは無関係のようですが、少数ながら卒業後に航空や海上に進んだのもいるので、もしかしたら同期生がいないとも限りません。
たとえばインドネシアの地震のときに輸送艦に救援物資を満載して、いち早く駆け付けた海上自衛艦隊の司令は、少年工科学校の12期生出身でした。
それはさておき。自衛官は命令されれば従わざるを得ない立場です。が、日本国民を守るためなら命をかけても、米軍の傭兵みたいな任務に、心から納得しているのだろうか、私は首をかしげています。