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これは橋下大阪府知事が弁護士時代に一度もかかわったことのない運動です。多くの弁護士・司法書士・行政関係者・被害者・自死遺族が手弁当で頑張っています。
少しでも生きやすい世の中にするために。
多重債務・貧困対策NEWS
発行 全国クレジット・サラ金問題対策協議会
代表幹事 弁護士・木村達也
■被害者集会 多重債務、貧困、ヤミ金、自殺なくせ
「第28回全国クレサラ・商工ローン・ヤミ金被害者交流集会in秋田 わたしたちは一人ではない」が、11月8日正午から翌9日午後1時までの日程で「秋田県民会館」(秋田市千秋明徳町2-52)などで開催される。全国各地からクレサラ等の被害者、弁護士、司法書士、市民団体などが結集、多重債務と貧困、ヤミ金、そして自殺をなくすために交流し議論を深める。
集会は、8日正午からの全体会に始まり、同日午後の19の分科会、9日のパネルディスカッション(秋田大学医学部長の本橋豊氏、大阪・釜ヶ崎での日雇労働者・野宿者の支援活動などで知られる生田武志氏、宇都宮健児弁護士、新里宏二弁護士による)などを予定している。
■SFCGの違法悪質取立に対抗
全国各地で被害相談110番商工ローン最大手SFCG(旧社名・商工ファンド、東京都)から、返済が遅れていないにもかかわらず、
一括返済を迫られた、
法的手続きに着手すると脅された、
保証人に請求をかけられた、
といった違法請求問題が多発している。
日栄・商工ファンド対策全国弁護団が8日から始めた被害ダイアル(0120-711-499)には全国から約800件もの相談が殺到している。SFCGは、商工ファンド時代から公正証書や訴訟手続を濫用した「司法テロ」により深刻な商工ローン被害を引き起こしてきた。返済のために「腎臓売れ、目玉売れ」と顧客を脅迫したことで刑事問題を起こした日栄(現ロプロ、京都府)とともに、「西の日栄、東の商工ファンド」と称されるほど、取り立てトラブルメーカーとして全国津々浦々に悪名を馳せてきた。
今回の一連の違法請求は、返済が遅れていないにもかかわらず一括請求を強要するといったもので、これまでのSFCGの取立てに比べると乱暴さが際立つ。一説では、同社は米国発サブプライム問題の余波で資金繰りに窮しているといわれ、そのため明らかに法的根拠を欠くにもかかわらず、強引な「貸し剥がし」に走らざるを得なかったのではないかと見られている。同社の株価も年初来の最高値に比べると最近では10分の1以下に急降下している。
千葉県で13日に実施された「被害相談110番」には61件の電話が殺到した。札幌でも26日に同様の110番が実施された。兵庫県では、29日午前10時から午後4時まで電話(078-341-9001、当日のみ)で被害相談を受け付ける。名古屋でも同様の110番を企画している。
SFCGが違法請求の通知書を発送したのは、全顧客6万件のうち4万件にものぼるとの情報もあり、消費者団体などからは、被害根絶のためには行政による営業停止や貸金業登録取消しなどの厳しい処分が必要であるとの声が上がっている。
■利息制限法の金利でも高すぎる
議論沸騰 シンポ相次ぐ東京司法書士会が25日午後1時から「司法書士会館」(東京都新宿区本塩町9-3)で開いたシンポジウム「利息制限法と適正金利を考える~多重債務ゼロの街をめざして~」には多数の聴衆が詰め掛けた。学者と弁護士、司法書士による講演とパネルディスカッションがあり、利息制限法の上限金利でも消費者の生活や中小零細事業者の経営を破壊しかねない高金利であるとの議論に会場が沸いた。
同様のシンポジウムは、11月8日の秋田での「全国クレサラ・商工ローン・ヤミ金被害者交流集会」でも、同月15日の島根県出雲市での集会でも予定されており、耳目を集めることになりそうだ。
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マスコミ広報部会 事務局長 弁護士 及川智志