http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1491349432&owner_id=12631570
口蹄疫 10km内は全て殺処分も
*http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1213401&media_id=2
大変な被害です。こういう場合に備えて2004年に対策マニュアルが策定されていたのですが、想定を上回る感染力で、どうにもならなかったようですね。
政府の対応を批判する意見がかなり多いけれど、その意見は間違っているし、被災者の不幸を道具にするのはみっともないうえに、被災者に対して心ない行為だと思います。うだうだ文句ばかり言っても、自分ではなにもしないくせに。
民主党批判が間違っている理由を、以下に示します。
理由その1 対策マニュアルを作ったのは民主党ではない(もちろん自民党でもないが)。
口蹄疫に関する特定家畜伝染病防疫指針(2004年12月1日公表)
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_bousi/pdf/fmdsisin.pdf
理由その2 初動は遅れていない。
2000年のときの経過
3月25日 第1例判明、10頭。
3月26日 殺処分
4月1日 第2例確認 9頭
4月4日 殺処分
4月9日 第3例判明、16頭。
このように第1例判明から第2例判明まで10日もあり、第三例までさらに5日。
頭数も少ない。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jsvs/05_byouki/prion/pf96.html
2010年はつぎのとおりでした。
4月20日 第1例判明、16頭。
4月21日 第1例を殺処分。第2例判明、68頭。第3例判明、118頭。
4月22日 第4例判明、64頭。
4月23日 第5例判明、75頭。第6例判明、42頭。豚で2頭確認。
4月24日 第2例の殺処分完了。
4月25日 第7例、725頭。第3例の殺処分完了。
4月28日 第8例、1019頭。政府関係者会議。自衛隊投入。
4月29日 口蹄疫疫学調査チームが現地調査
前回は10頭の処分に3日かかっていますが、今回は16頭処分するのに1日しかかかっていません。さらに186頭処分するのに4日。マニュアルが整備されていたので、初動が極めて速いことがわかります。
前回は15日間で35頭。今回は第2日でそれをすでに上回り、9日間で2129頭です。15日間なら27件27,772頭です。感染の規模とスピードが全然違うのです。対策のおくれがあったとすれば、この規模に対応できる組織がなかったということでしょう。
宮崎県における口蹄疫の発生事例の防疫措置の状況
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/katiku_yobo/k_fmd/pdf/list19.pdf
対策に全力をあげている宮崎県職員や政府当局者をはじめとする関係者の方々、まことにご苦労様です。被害拡大の防止が成功することを祈念いたします。
にしても、下らない情報を流して政府批判している小役人!
お前の天下り先をなくそうとしている民主党は気にくわないかも知れないが、大切なのはお前の老後よりも、目の前の事態だろうが。他人の悪口言ってるひまがあるなら、仕事しろ!