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9月11日、金貸しのシティズ(アイフルの子会社で、昔、橋下徹弁護士が顧問をしていた会社)が最高裁に上告していた訴えが、しりぞけられました。
「お前のどこに言い分があるというのか」と言わんばかりの、けんもほろろ、シティズけちょんけちょんの判決でした。
この快挙には、特別の感慨があります。シティズの屁理屈とたたかってきた全国の関係者は、快哉を叫んだと思います。最高裁、やる~!と。
これまで、最高裁は、上告人(この場合はシティズ)の言い分を受け入れるときには、上告を受理した上で弁論を開くことが普通でした。受理したのに弁論を開かずに判決をするときには、上告を棄却しています。
そのために、これまでシティズや三洋信販は、弁論期日が指定されないで自分に都合の悪い判決が出そうになると、上告を取り下げたり、丸呑み和解をして判決を出させないようにする、というずるい対応をしてきました。
今回の裁判、最高裁が弁論を開くと決めたのは6月でした。シティズは小躍りして喜んだと思います。弁論が開かれるぞ、これは高裁判決がひっくり返るぞ、勝てるぞ!と。
シティズを訴えて地裁、高裁と勝ってきた弁護士側は、やきもきしていました。
「弁論を開くなんて、よもやシティズのアホな言い分を認めるのではあるまいな」
「いや、これまで最高裁はせっかく判決を書いて用意していても、直前になって取り下げでシティズに逃げられてきたから、これはシティズの逃げを許さずに、判決で断罪するための、高等戦術ではないか」
「いや、高等どころか、最高なことを考えているのではないか。最高裁だけに」
「サイテーなことを考えていないことを祈ろう。その場合はサイテー裁と呼ぶことにしよう」
ふたを開けると、まさしく最高の判決でした。(てか当たり前の判決なんだけど)
これまで地裁や高裁で出された判決も重要ですが、最高裁が出した判決は重みが違います。
ざまーみろ、シティズ、この判決一本で、お前たちは今後、全国どこの裁判所に出ても、勝てる見込などこれっぱかしもなくなったのだ!
いつもこうばかりではないけれど、今回ばかりは言わせて貰らうぞ。
正義は勝~つっ!