原発ゼロ・第2回復興と希望の集会

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3・11東日本大震災2周年—ー原発ゼロ・復興と希望の集会

とき 2013年3月9日 午後6時30分
ところ あいめっせホール(イーグレ姫路3階) 兵庫県姫路市本町68-290(姫路大手前公演南側)

なかみ
■報告 「大飯を止めろ!」関電姫路支店前行動(関金姫路)有志の会
■講演「福島からあなたへ」ハイロアクション 武藤類子さん
■かんしょおどりはりまかんしょ踊り隊

集会のめざすものは、下記のアピール案のとおりです。
まだ案なので、ご意見いただけますでしょうか。

=すべての被災者に完全な補償を求め、ただちに全原発の廃炉決定を要求する決議(案)=

福島はいま、光と影がない混ぜになっています。

津波による死者数、2,987人。
建物被害数、9万3,106棟。がれき推計量360万8千トン。このうち、処理できた量は、たった37万1千トン。仮置き場に搬入できたのは、まだ60%です。もちろん、原発事故で瓦礫が汚染されたからです。

原発事故による立退き区域、半径20キロの半円の中心に姫路城を置けば、加古川市から小野市、加西市を包み、神崎郡全体、安富町からたつの市、相生市をおおう地域になります。

そこからさらに北東に延びる計画避難区域は、幅約10キロ、長さ約20キロ。宍粟郡を超えて、佐用郡と鳥取県の県境にまで至ります。

その面積、約1100平方キロメートル。豊かだった農地は荒れ果て、雑草だらけの荒れ野と化してしまいました。人っ子一人いないその場所に、いつになったら人が住めるのか、わからない状況です。追い立てられた人々の大半は、いまも不便な仮設暮らしを余儀なくされています。これが福島県でいま現実に起きている出来事なのです。

なんということをしでかしたのでしょうか、東京電力は。なんということをしでかしたのでしょうか、原発を許した私たちは。茫漠たる不毛の大地を前に、言いようのない怒りと後悔を胸に、私たちはたたずんでいます。

事故のあと、「汚染された福島県民は避難して来るな」と心ない言葉が投げかけられました。農業を続ける福島農民は放射性物質を作るつもりかと罵倒されました。過剰な危険情報にもとづいて、数限りなくそういった被害が生じました。

経済大国を豪語するこの国で、自主避難者に対する公的補助はほとんどなく、おいそれと避難できない県民は懸命に自力で被ばく管理していますが、追加被ばくが心配されています。避難区域や保障の線引きのために、人々の関係が内側から断ち切られていきます。過剰な安全情報と危険情報があふれる中で、どれが本当なのかと、人々の心が翻弄されています。

何の責任もない福島県民が、なぜこんなひどい目に遭わなくてはならないのでしょうか。政府も安全委員会も東京電力も誰一人責任を取ったものがいないというのに。

しかし闇の中にも、光は灯っています。いま、福島県民は起ち上がりつつあります。

子どもたちや若い人々の被曝を低減するための避難、保養の計画を支援者とともに進めています。安心できる食べ物を入手するルートを作り、市民が自ら放射線測定をしています。被害者の支援のための法制定にも積極的に提言しています。原発事故加害者に対する裁判も起こしました。被害を受けた県民が起ち上がり、分断を許さず、気持ちをつないで、ひとりひとりの傷をいやし、力と尊厳を取り戻していくプロセスを歩み始めています。

被災地から遠く離れた私たちですが、二度と間違った選択に与(くみ)すまい、原発を許すまい、被害者を忘れまいとの気持ちで、この集会をもちました。

本日ここに、私たちは誓います。

震災被害と原発被害からの「本当の復興」を求めている福島県民と固く手を携えて、避難の権利と被災者に対する完全な補償を求め、また子どもたちの甲状腺被ばくについて嘘隠しのない情報公開と完全な治療を要求し、原発のない未来、放射能の恐怖のない未来をめざし、共に力を尽くすことを。原発再稼働に反対し、いますぐすべての原発を廃炉にするべく起ち上がることを。

福島原発の事故は最悪の経験でしたが、事故を教訓として、今度こそ市民同士が手をつなぎ、支え合い、助け合える新しい世界を作るチャンスにかえていこうではありませんか。

2013年3月9日 東日本大震災2周年 復興と希望の集会参加者一同