http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1696037327&owner_id=12631570
美浜の会HPより転載。
3月24日、全国168の市民団体は共同で、公開質問書を提出しました。
福島瑞穂議員の尽力により、28日(月)厚生労働省が回答することになりました。
同日、市民の記者会見も行います。
以下が公開質問状の文面。
「直ちに人体に影響がでるレベルではありません」に関する
公開質問書内閣総理大臣 菅 直人様
福島第一原発の事故発生以来、貴殿や枝野官房長官は政府の記者会見において、現在の被ばく線量は「ただちに人体に影響がでるレベルではありません」と繰り返しています。
その意味について以下に質問します。
1.「ただちに影響がでるレベル」とはどのようなレベルなのか、またその影響とはどのような人体的影響なのか、具体的に説明してください。
以上について3月28日に文書で回答するとともに、説明の場を設けてくだい。
2011年3月24日
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/gov_q110324.pdf
ちゃんとした回答を出すかなあ。
いつもみたいな回答じゃないのかなあ。
予想問答
■「ただちに影響がでるレベル」とはどのようなレベルなのか
現在避難地域に指定されていない地域で検知されている放射線のレベルは、WHO、IAEA等の国際機関や、我が国の放射線障害防止法による安全規制等に基づいて定められている安全基準を下回っておりまして、専門機関、専門家のご見解によれば、ただちに身体的な影響が出るレベルではないということであり、政府と致しましても、この見解に基づいて、現在時点での放射線レベルと申しますものは、ただちに身体的な影響が出るレベルではないと判断いたしております。
したがいまして、ただちに影響が出るレベルと申しますのは、WHO、IAEA等の国際機関や、我が国の放射線障害防止法による安全規制等に基づいて定められている安全基準を大きく超えるようなレベルを指しておるのだとお考え下されば宜しいかと存じます。
■その影響とはどのような人体的影響なのか、具体的に説明してください。
現在我が国は米国REAC/TSが持つ事故のデータベースの他、REMPAN等の国際組織と放射線事故情報を交換しておるところでありまして、REMPANは患者情報についてのSEARCHデータベースをウルム大学に拠点をおいて運営していますが、そこでは、チェルノブイリ事故をはじめとする事故症例を登録し、国際的なデータベースを構築することが試みられております。
放医研では、我が国で起こった第五福竜丸事故をこれに登録すると同時に、国際的な事故情報を我が国の被ばく医療にするために、放射線事故症例の多いロシア、中国の症例をデータベース化しつつあるところでありまして、これらの知見に基づき、現在の放射線量におきましては、放射線被ばくによる、いわゆる急性障害あるいは晩発障害等をきたすことはないと判断いたしておるところであります。
したがいまして、「ただちに影響がでるレベル」と申します際の、影響の具体的内容とは、放射線被ばくによる、いわゆる急性障害あるいは晩発障害等を指すとご理解頂きたいと存じます。
正しい解説
http://webronza.asahi.com/synodos/2011031800001.html
(有料記事です)