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普天間・辺野古はどうなるんでしょうか。
毎日気になります。
この問題では鳩山さんに風当たりが厳しいようですが（それはもっともな部分もありますが）、見方によればよくやっていると私は思います。歴代の総理大臣で、ここまで沖縄県民の立場を米国に伝えた人はいません。「ともかく地元が反対しているから、辺野古ではない別の方法を考えよう」。これがハトポッポの頑固な主張です。
軍隊なんかいらないと思っている人には、「海兵隊は抑止力だ」という鳩山さんの意見は気にくわないと思います。米軍基地なんぞ日本から出て行けと思っている人には、別の場所を県外に探そうという姿勢が許せないでしょう。どの意見にも一理あると思います。鳩山さんは中途半端だと言われれば、まさにその通りです。
しかしですよ、基地問題がここまで政治問題化するような交渉を、これまで誰がやったでしょうか。誰もできなかったことを、鳩山さんはやっているじゃないですか。立派なものではありませんか。その点だけは、認めてあげたい。しかし、交渉というのは相手のあることですから、いますぐ100％の成果を得るのは難しいでしょう。
最悪、鳩山さんが途中で腰砕けになる可能性もあります。そりゃそうです。米軍基地賛成派にボロカスに叩かれてるんです。そのうえ、基地反対派にも叩かれているんです。味方から弾が飛んでくるんです。やってられるか～っと投げ出しても不思議ではありません。
そうなると、話はまた振り出しに戻ります。連立政権がだめだと見限ったら、保守連合政権ができるのを指をくわえて見ているしかない。保守連合は民主党以上に駄目でしょう。辺野古が復活します。ここは妥協も必要ではないでしょうか。
最善なのは、全部グァムに移転させること（これだって年数がかかるので、いますぐ普天間撤去ということにはなりません）。
全部出て行かなくて、居残る数千人の部隊ができた場合はどうするか。次善の策は、県外の無人島に基地を作ること。3番目は、国内への分散配備。4番目は、県内の基地再編。辺野古や勝連は絶対にだめですが、いま使っていない米軍用の空き地にオスプレイの滑走路をつくるかわりに、普天間と辺野古はあきらめて貰う。5番目は、嘉手納に機能を集中させる。
どれも駄目なら、もう打つ手はないんじゃないでしょうか。そうなると米軍は普天間に居座りを続けるだけです。私たちにできることは、鳩山さんガンバレ、国民がついてるぞとエールを送ることではないかと思うんですが。その声の大きさで、鳩山さんがどこまで強気で粘れるかが決まると思います。
それにしても総理大臣てのは大変だなあ。絶対に、なりたくねえな。（なれないけどｗ）