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橋下語録1 「回収率26%のアンケートは成立していない」
かつて君が代の口元チェックについて校長にアンケートをとったら、ほとんどが批判回答だった。これは予想外のことだった。強権的な市長に公然と異を唱える校長がそんなに多いとは。
橋下くんは平然を装った。そして批判に耳を貸さなかった。理由として「回収率26%のアンケートなんか成立しているのか」と。
残りの74%は、君が代の口元チェックに賛成だったのか。いや、公然と反対する勇気がなく、しかし賛成とは言い難くてボイコットしたのだろう。だが、ともかく回答したのは26%しかいない。そんなアンケートはやらなかったのと同じだと切り捨てたのだった(自分が指示したアンケートなのにね)。
さて、今回の選挙は、いわば回収率25%足らずのアンケートだ。橋下くんに言わせれば、成立していないアンケートだったことになる。これは選挙に反対した人たちが初めから言っていたことだ。無駄な選挙だと。
その言い分が正しかったと、橋下くんは認めなければならない。6億円をドブに捨てたようなものだと認めなければならない。橋下くん自身の発言にもとづいて、そう認めなければならない。そんな選挙を強行した責任についても、橋下くんは語らなければならないだろう。
いや、選挙とアンケートはちがうと言うだろうか。いや、橋下くんはそうは言わないはずだ。
橋下語録2 「選挙は最も公正なアンケート」
橋下くんの認識では、今回の選挙は橋下市政についての「最も公正なアンケート」だったわけだ。回答率が26%で無意味なんだから、25%を割ったらもっと無意味だろう。信任投票にすらならない。橋下くん自身の発言にもとづけば、そう判断せざるを得ない。
それでも選挙に意味があったと橋下くんがいうなら、選挙の意味を語るべきだ。何のための選挙だったのかと。
では、つざに橋下くんの意見を聞いてみよう。
橋下語録3 「大阪都構想を問う選挙ではない」
大阪都構想だけを訴え、大阪都構想だけのチラシを作り、たたかった選挙だった。しかし橋下くんは「大阪都構想を問う選挙ではない」という。
「大阪都構想を示すための選挙だ」という。要するに、選挙はPRの道具だったことになる。結果がどうあれ、市民が反対していようがいまいが、市民に問うたわけじゃないからどうでもいい。宣伝目的だったのだから、そして宣伝できたのだから、それでいい……橋下くんのいうのはそういうことだ。選挙とはそういうものなのか?
私はそれは選挙の意味を履き違えていると思うが、大阪市民はどう思うのだろう。
橋下氏圧勝、次点は「白票」 大阪市長選
J-CASTニュース2014/3/24 16:53
https://www.j-cast.com/2014/03/24199976.html大阪市長選が2014年3月23日に投開票され、前職の橋下徹氏が新人3人に大差をつけて再選を果たした。投票率は23.59%と、過去最低を記録した。
橋下氏は約38万票を集めての圧勝だったが、前回市長選から票数は半減。また白票が4万5000を超え、次点だった藤島利久氏の得票数をも上回った。