http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1890364684&owner_id=12631570
麻生さんの「早く死ねる制度を」は不快だった。
「あれは自分のことに限定して語ったのだ、他人のことではない」という弁護がされていたが、発言の文脈からみて、その弁護は正しい。
しかし自分が早く死にたい意向はあるにしても、そんな動機で政府要人が制度改変を唱えてよいはずがない。末期患者に医療を施さなくてもよい制度をつくったら、ことは麻生さんにとどまらなくなるのだから。
そう思っていたら、こんな記事が上がっていた。
「安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること」
児玉真美
https://synodos.jp/society/1070
安楽死を認めた国では、障がいのない人に行われれば違法行為になることが、親の愛の名のもとに障がい者には許容されているという。障害のある人を価値の低い存在とみなす価値意識が社会に共有され始めているという。
「少しの体罰ならよい」とトップが唱えたら、末端では必ず歯止めが効かなくなるし、「少々の違法行為はかまわない」と社長が言ったら、その会社のコンプライアンスはないも同然になる。
少しの逸脱が大きな結果につながることが、あるのだ。理由も語らずに麻生さんは発言を撤回したが、どうにも心配な内閣だなあとヒヤヒヤしている。