不可解な公明党と維新の関係

既成政党はダメだと橋下が勇ましく吠えている。

だが兵庫の選挙区ではどうか。公明党の小選挙区候補が立つ選挙区に、維新は候補を立てない。そればかりか公明党を推薦している。

では、公明は既成政党ではないのか？朝日新聞の取材に答えて公明党県幹部はいう。「自民党との関係を裏切るはずがない」。公明党は自派の決起集会に、別の選挙区の自民候補をわざわざ招いている。

ここに見られるのは露骨な選挙調整であり、政策に関係のない、有権者そっちのけの裏協定だ。第三局やらというのがメディアが作り上げたデタラメな対立軸であることが明白になった。有権者はこんな茶番劇に何度騙されたら目が覚めるのだろう。